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2018.11.28授業報告

モジュール3 Day3「問題構造の可視化」の対面授業が終わりました。

【イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム】
モジュール3Day3「問題構造可視化」の対面授業が11月24日(土)に行われました。



前回の授業から約1か月、フォローアップセッションからも3週間経ってのDay3。リサーチを重ねるチーム、自分たちの問題意識にとことん向き合うチームなど、各チームの進捗も様々です。


 
これまでの2か月間は、イノベーションを担う3つの輪(デザイン=構想、ビジネス=商売、エンジニアリング=実現)のうちのデザインの領域でしたが、Day3では、ビジネスの視点を注入していきます。
 
まずは、これまでのリサーチ活動や現時点の課題をコンセプトマップやステークホルダーマップを用いて整理していきます。


 
学び直しプログラムで取り組むプロジェクト活動においては、顧客視点、生活者視点が重要ですが、それに加えて、ビジネスの視点に結び付けていくことが必要です。顧客視点からビジネス視点への切り替えに有効な考え方がシステムシンキングであり、そのためのツールが因果ループマップです。
 

 
システムとは互いに影響を与え合っている要素の集まりをさします。ある要素が増えると、もう一方の要素がどう変化するのか、因果関係を「+」「-」で表していきます。
自分たちが取り組む課題を構成している要素は何か、どんな関係で成り立っているのかを表出させていきました。

 
因果ループマップは、一朝一夕にでき上るものではないので、何度も書き換え、しっくりくる形にしていくプロセスを通じて、自分たちの考えてきたことがストーリーになり、後々役立ちます。
 
次の授業は12月22日。いよいよビジネス視点で活動の継続可能性を探っていきます。それまでの1か月間、ストーリーのある活動、アイデアを模索していきます。次の授業までにどんな変化や進化が生まれるのか楽しみです!
引き続き学びの旅を楽しみましょう!

※授業を「可視化」に!!
講師岸先生より、今日の授業の内容をいつもの「可視化」に、まとめて頂きました。



<お問い合わせ>
福岡女子大学 地域連携センター 女性学び直し担当
manabi@fwu.ac.jp
092-692-3198