Colonial surveillance, passport, and nationality: regulating entry and free movement of the Japanese in the Dutch East Indies, 1899-1918, The International Convention of Asia Scholars (ICAS) 9, 5-9 July, 2015, Adelaide, Australia.

Abstract body

5月29-31日国際シンポジウム報告
Colonial surveillance and freedom of movement: passport issues of the Japanese in the Dutch East Indies, 1899-1918
Migration in Global History:Peoples, Plants, Plagues, and Ports
The Third Congress of the Asian Association of World Historians(AAWH)

4月25日シンポジウム
「近世から近現代にいたる海域世界の社会統合―外来系住民と現地社会」
立教大学池袋キャンパス 太刀川記念館3階多目的ホール

4月19日研究報告
「オランダ領東インドにおける出入国管理と移動の自由」
概要:本報告では、オランダ領東インドにおける出入国管理と移動の自由について検討する。
とりわけ、日本人の移動の自由を分析の対象とし、それとの係わりにおいて東インドにおける一般的な規則を整理する。
報告は、1.1854年統治法における移動の自由の概観、2.法的住民集団と移動の自由との關係、3.日本人法施行以後の日本人に対する移動の自由をめぐる諸問題,から構成される。
 ジョン・トーピーの『パスポートの発明』は、移動の自由に対する国家の管理が構築される過程を分析することからパスポートの発明について分析をおこなった。
しかし、植民地における移動の自由に対する規制やパスポート、国籍の係りについては対象としていない。
本報告の背景には、植民地での監視の制度化の一面を明らかにすることにより、トーピーの問題意識を発展的に継承する意図がある。


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Last-modified: 2015-08-02 (日) 02:10:54