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研究者詳細情報
国際文理学部 食・健康学科
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中村 強
教授

中村 強

ナカムラ ツヨシ

略歴

1981年 千葉大学大学院農芸化学専攻修士課程(農学修士)
1981年 雪印乳業株式会社 技術研究所
1983年 雪印乳業株式会社 生物科学研究所
        千葉大学大学院 博士(農学)取得
1999年 雪印乳業株式会社本社 医薬品事業部 
2002年 イーエヌ大塚製薬株式会社に転籍
2002年 イーエヌ大塚製薬株式会社 開発研究所(知的財産責任者 兼務)
2010年 福岡女子大学人間環境学部教授(栄養学教室)
2011年 福岡女子大学国際文理学部教授(栄養学教室)
                         ~現在に至る

取得学位

博士(農学)

研究テーマ

生体抗酸化、経腸・経口栄養、脂質栄養、微量金属欠乏、栄養素の消化吸収

研究概要

 本研究室では脳血管障害や消化管手術後,非アルコール性脂肪肝炎などの病態動物を用い、病態動物の酸化ストレス状態を評価するとともに、抗酸化栄養素やそれを含む経腸栄養剤を投与した場合の生体抗酸化能、すなわち酸化ストレス軽減効果、並びに症状の治癒に関する効果を検証している。
 これらの研究成果が日常の食生活改善による疾病予防、並びに臨床現場での栄養補給法の改善の一助になることを期待し、さらには脳血管障害などの酸化ストレスに伴う障害の軽減効果を示す新規な研究成果を得ることを目指している。また、これが実学としての栄養学の進展に繋がればと考えている。

主要研究業績等

  • 久野 一恵,中村 強,片桐 義範,江頭 和佳子,山内 良子,早渕 仁美(2017) 第4回 日本栄養学教育学会報告 ~ラウンドテーブルセッションについて~:日本栄養学教育学会雑誌 Vol.2 No.1
  • R. Yamamoto, A. Iida, K. Tanikawa, H. Shiratsuchi, M. Tokuda, T. Matsui and T. Nakamura(2017) Dietary d-Allose Ameliorates Hepatic Inflammation in Mice with Non-alcoholic Steatohepatitis. Food Science and Technology Research, 23 (2), 319-327
  • 中村 強、山元涼子、飯田綾香、徳田雅明、大隈一裕(2016) 特許6391959:非アルコール性脂肪性肝炎の改善剤および改善用栄養組成物
  • 木元幸一、中島 滋、花井美保、中村 強 他(2016) カレント基礎栄養学(分担執筆:第5章 糖質の栄養、第7章 たんぱく質の栄養)㈱建帛社(東京)
  • 編者:田中芳明、中村 強(2016) 栄養薬理学:㈱建帛社(東京)
  • Murakami, M; Sato, N; Tashiro, K; Nakamura, T; Masunaga, H.(2009) Effects of caloric intake on intestinal mucosal morphology and immune cells in rats treated with 5-fluorouracil  J.Clin.Biochem.Nutr. ,45(1),74-81, 2009
  • Abe S., Tanaka Y., Fujise N., Nakamura T., Masunaga H., Nagasawa T., Yagi M.(2007) An antioxidative nutrient-rich enteral diet attenuates lethal activity and oxidative stress induced by lipopolysaccharide in mice. J Parenter Enteral Nutr.31(3),181-187

学会発表

  • 沈 穎异、飯田綾香、中村 強(2018) DHAの積極的投与が老化促進マウスの運動機能に及ぼす影響 日本栄養改善学会
  • 黒木光歩、飯田綾香、巴 美樹、中村 強(2018) アデニン誘発性軽度腎障害モデルにおける 腎機能ならびに血清脂質濃度について 日本栄養改善学会
  • 高橋 実旺, 飯田 綾香, 太田 雅規, 中村 強(2018) TSODマウスを用いたNASH病態モデルの可能性及び自発運動による発症予防効果 日本栄養改善学会
  • 沈 穎异,飯田綾香,龍田幸奈,片野 肇,平 修,中村 強(2018) DHAの積極的投与が老化制御に及ぼす影響-SAMP8を用いた検討- 老化促進モデルマウス(SAM)学会
  • 髙橋実旺、飯田綾香、中村強(2017) TSODマウスによる自発運動もしくは強制運動がNASHの発症に及ぼす影響について 第12回 TSOD(肥満・糖尿病)マウス研究会(つくば)
  • 中村 強(2017) 健康科学からのご提案 ―生活習慣病と生活習慣における肝疾患についてー 日本健康・栄養食品協会 招待講演
  • 12th ACN (Yokohama)(2015) Preventive effects of Vitamin E on non-alcoholic steatohepatitis (NASH) in a novel mouse model using streptozotocin and a high-fat diet. Kinoshita Wakako, Iida Ayaka, Nakamura Mizuho, Yamamoto Ryoko, Hamano Momoko, Katagiri Yoshinori, Wakamatsu Kyoko, Komeyama Hiroyuki, Nakamura Tsuyoshi

関連専門分野

基礎栄養学
病態栄養学
脂質栄養学
消化と吸収
知的財産権

所属学会

日本栄養食糧学会
消化吸収学会
日本静脈・経腸栄養学会
日本栄養改善学会
日本肝臓学会
日本健康・栄養システム学会
九州栄養代謝研究会

外部資金の獲得状況

科研費 基盤(A)(分担)2017~2021年度 非アルコール性肝障害の発症機序解明および早期診断法の確立と予防法の提案
科研費 基盤(C)(代表)2017~2019年度 腸内細菌叢と非アルコール性脂肪性肝炎の病態進展との関連についての基礎的検討
科研費 萌芽研究(分担)2015~2016年度 ストレス解析による非アルコール性肝障害発症機構の解明と防御
科研費 基盤(C)(代表)2014~2016年度 NASH発症予防における希少糖D-アロースの投与効果および栄養療法の探索研究 
科研費 基盤(C)(代表)2011~2013年度 脂肪性肝炎モデルを用いた抗酸化物質投与の発症予防及び治療効果について 
リサーチコア(代表)2015年度~2020年度 医食農水連携による疾患予防、介護食等の新規な食材・食品の開発と臨床応用展開
連携事業(代表)2016~2018年度 福岡女子大学・宗像漁協・宗像市との連携事業
共同研究交付金(代表)2015~2016年度 ㈱ダイセル
奨学寄付金(代表)2013~2014年度 ㈱ダイセル  
奨学寄付金(代表)2014年度 旭化成ファーマ㈱ 
奨学寄付金(分担)2013年度 ㈱ダイセル 
共同研究(代表)2012~2014年度 ㈱シノテスト
研究交付金(分担)2012年度 やずや食と健康助成研究 
共同研究交付金(代表)2011~2012年度 朝倉市 
福岡女子大学研究奨励交付金A(代表)2011年度 
福岡女子大学研究奨励交付金B(代表)2010年度 
  

担当講義科目

学部

担当科目 開講期 開講年度 内容
生化学Ⅰ 前期 2018年度 たんぱく質、糖質、脂質の化学構造、性質、機能・生体内における役割等について学ぶ。
基礎栄養学実験 前期 2018年度 ラットを用いた栄養学実験を実施し、生体成分の測定、実験結果やデータ処理を通じて、栄養学的基礎を学ぶ。
食・健康科学基礎演習 後期 2018年度
生化学Ⅱ 後期 2018年度 アミノ酸・タンパク質、糖質、脂質の体内利用、役割、さらには代謝系を中心に学ぶ。
基礎栄養学 後期 2018年度 栄養素の体内動態、五大栄養素+食物繊維などの生理的作用やエネルギー代謝などについて学ぶ。
食・健康科学総合演習 後期 2018年度
生化学実験 後期 2018年度 アミノ酸・タンパク質、糖、脂質の基本的性質、定性・定量試験、さらに酵素の性質や反応を実験にて学ぶ。
卒業研究演習 通年 2018年度 主に、生活習慣病を対象として栄養素の生理作用に関する研究や手法を学ぶ。
卒業論文 通年 2018年度 生活習慣病を対象として、主に実験動物を用い栄養素の生理作用に関する基礎的な研究を行う。

大学院

担当科目 開講期 開講年度 内容
栄養学特論 前期 2018年度 栄養素の知識をさらに深めるため、経腸栄養などの知見・文献なども事例としながら講義を進める。
栄養学特別演習 後期 2018年度 ある課題を設定し、その課題に従って、動物実験などを実施し、より高度な栄養学的知識を学ぶ。
栄養健康科学特殊研究Ⅰ 通年 2018年度
専門職特別研修 通年 2018年度
臨床栄養師特別研修Ⅰ 通年 2018年度
臨床栄養師特別研修Ⅱ 通年 2018年度
臨床栄養師特別研修Ⅲ 通年 2018年度
専門職特殊研修 通年 2018年度 公的機関や民間専門領域でのプロジェクトを含む就業体験を行ない、その成果をもって単位認定する。
人間環境科学特殊研修 通年 2018年度

活用可能な分野(社会への貢献等)

各種病態に適した経腸栄養法・経腸栄養剤の研究開発
機能性食品の研究開発、
      以上について実験動物を用いた生理学的効果の検証
消化管障害、嚥下障害、咀嚼障害での栄養管理
知的財産権(特許権)アドバイザー

関連領域

  • 食健康
  • 医療
  • 産学官連携
 

キーワード

基礎栄養、病態栄養、脂質栄養、抗酸化、酸化ストレス、消化管手術後栄養、経腸栄養、経口栄養、知的財産

高校等への出前講義テーマ

やさしい栄養学の話(栄養学とは? 栄養があるとは? などの解説します)
栄養機能をもった食品(栄養機能を積極的に利用した食品について解説します)
病院での栄養管理 (患者さんに向け、各種の栄養剤が病院では利用されています)
消化と吸収(消化管の主な機能を解説します)
やさしい特許の話(特許をとると本当に儲かるの?)

フォト研究紹介



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