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研究者詳細情報
国際文理学部 環境科学科
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森田 健
教授

森田 健

モリタ タケシ

略歴

1951年 奈良生まれ
1976年 京都大学農学部林産工学科卒業
1976~2000年 住宅会社にて開発・研究を担当
1997年 奈良女子大学 博士(学術)
2000年 福岡女子大学 人間環境学部 教授
2011年 福岡女子大学 国際文理学部 教授

取得学位

博士(学術)奈良女子大学

研究テーマ

生活環境の光が生体リズムに及ぼす影響に関する研究

研究概要

人類は約100年前、白熱灯や蛍光灯などの人工光源を創り出し、明るさを得る時間、レベル、更には光の質までを自由にする技術を得た。その結果、夜更かし型のライフスタイルや24時間都市の出現、また四季や朝夕など自然環境の変動が感じられない生活環境が出現した。そして朝から日中の光量不足や夜間の過剰な光のもと、更には一定の人工光のもとで一日の大半の時間を過ごすことが多くなった。
このような光の影響を、人が生得的に持つ生体リズムの視点から考察を行ない、生活光環境の計画への提案にまとめることを目的に研究を進めている。高齢者から乳幼児までを対象に、日常生活の中で受ける光の影響を、量・質・時期の面から把握し、それらの体温、内分泌ホルモン(メラトニン)及び睡眠のサーカデイアンリズムへの影響を検討している。

主要研究業績等

  • Y.Fukuda, A.Kai, S.Tsujimura, S.Higuchi, T.Morita(2017) Human melatonin suppression in response to silent substitution stimuli of photoreceptors. Journal of Science and Technology in Lighting
  • M.Takao, Y.Fukuda, T.Morita(2017) A novel intrinsic electroretinogram response in isolated mouse retina. Neuroscience 357; 363-371
  • SNagashima, M.Yamashita, C.Tojo, M.Kondo, T.Morita, T.Wakamura(2017) Can tryptophan supplement intake at breakfast enhance melatonin secretion at night? Journal of Physiological Anthropology, 36, 20
  • M.Sato, T.Wakamura, T.Morita, A.Okamoto, M.Akashi, T.Matsui, M.Sato(2016) Effects of bright light exposure during daytime on peripheral clock gene expression in humans. International of Biometeorology

関連専門分野

環境生理心理学
住環境学

所属学会

日本建築学会
日本生理人類学会
日本時間生物学会
照明学会
人間-生活環境系会議

外部資金の獲得状況

科学研究費補助金 基盤研究(A) (分担)2015年度~2018年度「子どもの高い光感受性と概日リズムの夜型化・成熟に関する研究」
科学研究費補助金 基盤研究(C) (分担)2015年度~2017年度「ヒトとマウスにおける概日リズムの光同調に関わる網膜内神経回路網と光応答特性の解明」
科学研究費補助金 基盤研究(C) (分担)2015年度~2017年度「白内障手術による睡眠と運動機能の改善メカニズムの解明」
科学研究費補助金 基盤研究(B) (分担) 2014年度~2017年度「メラノプシン神経節細胞の視知覚処理における機能の解明」
科学研究費補助金 基盤研究(C) (分担) 2014年度~2016年度「食事誘発性熱産生を指標とした光と食事がサーカデイアンリズムへ及ぼす影響の把握」
科学研究費補助金 基盤研究(B) (代表) 2011年度~2013年度「日常生活における受光履歴とトリプトファンの食事摂取が睡眠に及ぼす影響」
科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究 (代表)2010年度~2012年度「生体リズム受光器の周波数特性に基づく新規光源・照明装置の検討」
科学研究費補助金 基盤研究(C) (分担) 2009年度~2011年度「メラノプシンを含む神経節細胞の非視覚系および視覚系への寄与の解明」
科学研究費補助金 基盤研究(B) (代表) 2008年度~2010年度「日常生活で受ける光の分光分布の違いがヒトのサーカデイアンリズムに及ぼす影響」
財団法人ユニベール財団 研究補助金 (代表) 2007年度「日常の光環境が高齢者の睡眠の質に及ぼす影響」
科学研究費補助金 基盤研究(A) (代表) 2004年度~2006年度「地域の光環境条件がもたらすヒトの環境適応能への影響に関する研究」
日韓科学協力事業共同研究(学術振興会二国間共同研究) (代表) 2004年度~2005年度「ヒトの非視覚系情報処理に関する研究-ラットを用いた網膜視床下部路の特性把握」
社団法人照明学会 研究・教育助成金 (代表) 2001年度「ヒトの体温とメラトニンリズムに関与するphoto-receptorの分光感度の研究」
  • 受賞歴

  • 担当講義科目

    学部

    担当科目 開講期 開講年度 内容
    持続可能社会の設計 前期 2017年度
    日本文化の科学的解析 前期 2017年度
    環境生活論および実習Ⅰ 前期 2017年度
    環境生活基礎実験 前期 2017年度
    環境生活演習Ⅱ 前期 2017年度
    内空間環境工学 後期 2017年度
    環境生活論および実習Ⅱ 後期 2017年度
    卒業研究演習 通年 2017年度
    卒業論文 通年 2017年度

    大学院

    担当科目 開講期 開講年度 内容
    住環境学特論 前期 2017年度
    環境マネジメント特別演習Ⅰ 後期 2017年度

    活用可能な分野(社会への貢献等)

    1.高齢者・乳幼児・障害者の生活環境における日中及び夜間の光環境計画
    2.シフトワーカーの就労光環境及び就寝環境の計画
    3.都市生活者の就寝環境の計画

    関連領域

    • 環境科学
    • 産学官連携
     

    キーワード

    人工照明, サーカディアンリズム, 睡眠障害, メラトニン, 高齢者

    高校等への出前講義テーマ

    光環境の計画

    フォト研究紹介



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