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国際文理学部 国際教養学科
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渡邉 俊
准教授

渡邉 俊

ワタナベ スグル

略歴

秋田県秋田市生まれ

2000年 東北大学文学部卒業
2007年 東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了
2007年 東北大学大学院文学研究科専門研究員
    東北大学百年史編纂室協力スタッフ
2008年 ノースアジア大学(旧 秋田経済法科大学)教養部専任講師
2011年 福岡女子大学国際文理学部専任講師
2015年10月 福岡女子大学国際文理学部准教授

取得学位

博士(文学)・東北大学

研究テーマ

1. 日本中世の法秩序・法観念の研究 2. 中世公武権力による戦後復興政策と鎮魂についての研究 3.救済観・他界観に関する日欧比較文化史研究 4. 戦後歴史学の思想史的研究 

研究概要

1. 朝廷や幕府、あるいは寺社など、中世の日本は複数の支配権力がならびたち法圏が分立する多元的な時代であった。そのような時代における法秩序の特質とはいかなるものであったか。また、世俗の支配権力それ自体に絶対的な拠り所を求めることができない時代にあって、最終的に人々が依拠したものは神仏であった。この規範意識の源泉となった神仏を核にきずかれる法観念とは、いかなるものであったか。以上の点を課題に研究している。

2. 戦後復興に支配権力がどのような役割をはたすのか、またはたさねばならないのか。戦死者に対して生者の側はどのような対応を求められるのか。あるいは戦争の記憶や死者の鎮魂が、その後の共同体の形成にいかなる影響をあたえるのか。これらの点を中世の公武権力を中心に研究する。

3. 救済観・他界観の違いは、文化史の観点からみて日本とヨーロッパにどのような違いをもたらしたのか。個人や共同体の形成にどのように影響しているのか。この点を、懺悔やconfessioに注目して研究する。

4. 戦後歴史学が「歴史」「日本史」をどのように叙述してきたのかという点について、戦後の日本における社会思潮との関係から分析する。特に戦後歴史学が、国民国家と憲法との関係を、どのように理解し、そして扱ってきたのかという点に興味・関心がある。

主要研究業績等

  • 渡邉 俊(2016) 「中世前期の流刑と在京武士」/Consideration on Exile and Bushi Staying in Kyoto in the Early Medieval Period 『文芸と思想』80、pp.37~60
  • 渡邉 俊(2015) 「穢・祓の解釈と中世法慣習研究史」/Interpretations of "Kegare" and "Harae" and Historiography on Medieval Customary Law 『歴史評論』779、pp.46~59
  • 永井隆之・片岡耕平・渡邉 俊 共編(2013) 『カミと王の呪縛』 岩田書院
  • 渡邉 俊(2011) 『中世社会の刑罰と法観念』 吉川弘文館
  • 渡邉 俊(2011) 「院政期訴訟における公験の効力」 『日本歴史』755、pp.2~11

関連専門分野

日本法制史
日本思想史

所属学会

史学会
日本歴史学会
法制史学会
日本史研究会
日本古文書学会
東北史学会
中世史研究会
九州史学研究会

外部資金の獲得状況

2013年度~15年度 科学研究費(若手B) 代表「日本中世前期朝廷・幕府の流刑と領域観に関する研究」
  • 受賞歴

    • 2006年07月 日本歴史学会  第7回日本歴史学会賞

  • 担当講義科目

    学部

    担当科目 開講期 開講年度 内容
    日本史概論 前期 2017年度
    日本言語文化演習Ⅱ 前期 2017年度
    日本外交文化史Ⅰ 前期 2017年度
    日本言語文化演習Ⅲ 後期 2017年度
    日本外交文化史Ⅱ 後期 2017年度
    日本文化史講義 後期 2017年度
    卒業研究演習 通年 2017年度
    卒業論文 通年 2017年度

    大学院

    担当科目 開講期 開講年度 内容
    原典講読Ⅱ 前期 2017年度
    日本学特別演習Ⅲ 前期 2017年度
    日本史特別研究 後期 2017年度
    日本学特別演習Ⅳ 後期 2017年度

    活用可能な分野(社会への貢献等)

    自治体史・大学史の編纂業務
    歴史資料の調査・研究など
    宇美町町誌編さん委員(2017年3月~)

    関連領域

    • 文化・歴史
    • 社会システム
     

    キーワード

    日本中世史, 法秩序, 法観念, 刑罰, 検断, 鎮魂, 神仏

    高校等への出前講義テーマ

    「蒙古襲来と博多」
     時代は13世紀後半。一般的には鎌倉時代とよばれているこの時代に、日本は、異国との戦争を経験します。蒙古襲来です。博多付近は、主戦場となりました。この授業では、蒙古襲来について、それにまつわる博多近辺の史跡の検討をまじえながら考察していきます。あわせて日本の中世という時代のもつ特徴についても考えていきます。

    「福岡女子大学はじめて物語―日本初の公立女子専門学校の誕生―」
     福岡女子大学は、日本初の公立女子専門学校として1923年に誕生しました。戦前からの歴史をもつ公立女子大学としては現在、日本で唯一の学校です。それでは一体、なぜこの福岡に、戦前では高等教育機関に数えられる専門学校が誕生したのでしょうか。誕生の歴史を、日本の女子教育の歴史とともに考えていきます。

    フォト研究紹介



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