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教授
瀧下 清貴タキシタ キヨタカ略歴1995年 京都大学農学部水産学科卒業1997年 日本学術振興会特別研究員DC1 2000年 京都大学大学院農学研究科博士後期課程応用生物科学専攻単位取得退学 博士(農学)取得 2000年 株式会社海洋バイオテクノロジー研究所ポストドクトラル研究員 2003年 認可法人海洋科学技術センター(現国立研究開発法人海洋研究開発機構)特別研究員 2005年 海洋研究開発機構 研究員 2009年 ダルハウジー大学 在外研究員(兼任) 2011年 海洋研究開発機構 主任研究員 2011年 広島大学大学院生物圏科学研究科 客員准教授(兼任) 2015年 東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科 客員教授(兼任) 2017年 福岡女子大学国際文理学部環境科学科 教授 取得学位博士(農学)研究テーマ真核生物の多様性・生態・進化に関する研究研究概要生物は、細胞の構造から原核生物と真核生物に大別される。大腸菌のようなバクテリアは原核生物であり、我々人間を含めた動物および陸上の植物は真核生物である。しかし、真核生物の中には肉眼で見ることができない微生物も数多く存在し、あらゆる生態系の中で重要な役割を果たしている。例えば、水圏の一次生産を支えている珪藻類などの植物プランクトンは真核型の微生物である。また、アメーバ・ミドリムシ・ゾウリムシなども真核型の微生物である。これらの真核微生物は、まとめて「原生生物」と呼ばれる(ただしカビ・酵母のような真菌類は原生生物には含まれない)。実は、我々が普通に目にする動物や植物は真核生物の多様性の中のごく一部にすぎず、その大部分は原生生物から構成されている。この多様な原生生物を研究対象とし、主に分子生物学的手法を駆使した生態・進化研究を行っている。主要研究業績等外部資金の獲得状況2023年度 科学研究費補助金 基盤C(代表)2018年度 科学研究費補助金 基盤C(代表) 2015年度 科学研究費補助金 基盤C(代表) 2013年度 科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究(代表) 2012年度 科学研究費補助金 新学術領域研究(研究領域提案型)(代表) 2010年度 科学研究費補助金 若手研究B(代表)
2005年度 科学研究費補助金 若手研究B(代表)
受賞歴担当講義科目学部
大学院
活用可能な分野(社会への貢献等)環境微生物の検出方法、分子同定に関する技術提供地域の子ども(小学生・中学生・高校生)の生物学教育の実践の場として提供可能 研究者としてのニーズ福岡県内における有害微生物(例えば病原虫や赤潮プランクトン)の発生状況高校等への出前講義テーマ本当の生物の多様性について(今でも高校の生物の教科書に記載されている「ホイタッカー5界説」は生物多様性・進化研究の分野では既に廃れてしまった概念である。現在、生物の多様性はどのように認識されているのか、人間の目に見えない生物が生態的・進化的にいかに重要なのか、について紹介する) |
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