本の紹介


      本の紹介 52号
                  



 五月晴れの良き日に新元号‘令和’がスタートしました。万葉集からの出典とのこと。「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められているそうです。今をときめく歴史学者の磯田道史氏(『武士の家計簿』の著者)は、万葉集を酒の肴に語られるとか。今年は10連休。古の人々に想いを馳せながら、万葉の旅に出かけてみませんか。
 
 
【万葉の旅】   犬養 孝 著              社会思想社 1965.6 
                                    請求記号(911.12/I59)

 万葉集を愛してやまない著者が、全土にわたる万葉古地を歩いて、写真と地図も一緒に添えて紹介してあります。著者は言います。日本のことばで造形された古代の抒情が、時代と風土のからみあいの中で野に山に海に今もいきづいていることを確かめ、あらたなる生の糧としてよみがえれば幸いであると。
 令和の時代となり、天国でさぞかし喜んでおられることでしょう。
【万葉集:美しき‘やまとうた’の世界】
請求記号918/B42/3)もあわせてどうぞ。
 
 
【まるで海外のような日本の絶景】   絶景トラベル研究会著  
                                                              宝島社 2014.7
                                      請求記号(291.09/15学)
 本の題名そのままに、素晴らしい日本の絶景写真集です。海外に行かなくても充分日本で楽しめますよ。ぼーっと写真集を眺めるのもいいですよね。
 
 
【ぼくの短歌ノート】  穂村 弘 著     講談社 2015.6 
                                      請求記号(911.16/15学)

 北原白秋から一般投稿歌まで、テーマごとにおもしろく解説してあります。
短歌を詠むと心が浄化されるとか。あなたも自分の万葉集を綴ってみませんか。
 
 

 


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