本の紹介

本の紹介 43号
 
 皆さんのお気に入りの都市はどこですか?
米国の有名旅行誌(トラベル・アンド・レジャー)は、同誌が行う2015年の世界人気レジャー都市ランキングで、京都市が昨年に続いて第一位になったことを発表しました。
今回はそんな京都を舞台にした図書3冊をご紹介します。
  本の世界におこしやす。


 

『また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』 珈琲店タレーランの事件簿1 
 岡崎 琢磨 著 (宝島社,2012.8) 請求記号 913.6/12学


 京都大学に通い、京都で生活していた著者。それが作品の構成や要素に繋がっています。この本は京都の一角にある珈琲店「タレーラン」の女性バリスタが、日常の謎を解き明かすというコージー・ミステリー(cozy mystery)。加えて珈琲に関する知識も学べる楽しさがあります。表紙絵のイメージも手伝って、珈琲店「タレーラン」のモチーフとなったお店を探したくなる?・・・そんな興味を掻き立てられる一冊です。
 現在、シリーズは4巻まで刊行されており、5巻の発行が待ち望まれます。
 因みに著者は、福岡県太宰府市出身で実家はお寺です。




「古都」 『川端康成集(新潮日本文学15)』収録
川端 康成 著 (新潮社,1968.12) 請求記号 918.68/Ka9
 
 日本初のノーベル文学賞受賞者。執筆中は精神的に不安定な時期にあり、睡眠薬の濫用でうつつないありさまで書いたため、著者はこの作品を「私の異常な所産」と言っています。
 人生を四季(青春・朱夏・白秋・玄冬)になぞらえるように、京都の美しい春夏秋冬と年中行事が折り重なって情景的に描かれています。
 物語は一卵性双生児の姉妹の数奇な運命が描かれていて、京都の風土や景色がその引き立て役となっている点にも注目したい。
まさに純文学と言えます。




『英語で紹介する京都』
見聞社 編著 / ジュリアン・ホームズ 訳 (ナツメ社,2008.10) 
請求記号 291.62/Ke41


 京都の四季や伝統に文化、暮らしなどをわかりやすく解説しています。京都観光や京都の奥深い魅力を再発見するうえで役立つ一冊です。本文は英語と日本語の2種類の表現で構成され英語の学習にも活用できます。
 例えば・・・京ことばの「はんなり」
 上品で明るい様(標準語)
 英語ではElegant and cheerful-looking  (文中より)

 

 


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