本の紹介


 早いもので2012年も残り少なくなってきました。冬休みは実家に帰る際や、旅行に行く際など、鉄道を利用する機会が増える時期ではないでしょうか。今回は鉄道に関する3冊の図書を紹介します。これらの本を読めばふと路線図を見上げたときや珍しい車体の電車を見たときなど、長い移動の時間もきっと楽しくなるはずです。

鉄道技術研究会著よくわかる鉄道のしくみ
 私たちにとって身近な存在である電車。毎日通学に利用している方も多いのではないでしょうか。電車に乗っていてふと「線路にはどうして石が敷かれているの?」「なぜ新幹線はあんなに速く走れるの?」など考えたことはありませんか。本書はそんな私たちの疑問にわかりやすく答えてくれます。オールカラーなのでとても読みやすく、写真やイラストも満載です。電車に乗る際に、今までとは違った視点で電車を楽しむことができるようになるはずです。

矢野直美著おんなひとりの鉄道旅 西日本編
 日本全国を網の目のように広がっている鉄道の線路。清々しい秋晴れの日に駅に立っていると、ふとどこか遠くへ出かけたくなりませんか?…と言っても簡単に旅に出ることはできないので、本書で鉄道旅の気分だけでも味わってみてはいかがでしょうか。本書では、旅と鉄道を愛するフォトライターである著者が全国を旅して訪れた18の路線をカラーで収録しています。九州内の路線もたくさん紹介されています。車窓からの景色もステキですが、各地のグルメも必見です。“東日本編”も同じ学生図書コーナーに配架しています。 

杉剛嗣著駅弁掛け紙ものがたり 古今東西日本を味わう旅
 駅弁はその地方の特産を手軽に味わうことができるのが魅力です。近年では百貨店などの催しで遠方の土地の駅弁も手に入れることが可能となり、私たちにとって身近なものになっています。さて本書では約120年前から現在に至るまでの、古今東西津々浦々の駅弁の掛け紙を紹介しています。それぞれの駅弁に関するエピソードも掲載されていて、小さな掛け紙の中から、さまざまな地方の特色や時代の様相を読みとることができます。近辺の駅では博多駅と折尾駅の駅弁が紹介されています。


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