私が女子大を卒業してもう一年が過ぎました。大学時代は神経科学研究室に所属し、第一期の大学院生として学んできました。
そんな私が今現在、製薬会社のMRという職種についています。MRという仕事に馴染みのない方も多いと思いますが、日本語に訳すと「医薬情報担当者」というものです。簡単に言えば病院の医師に自社製品の情報をお届けして医薬品を売るといった専門職ですが、よく尋ねられるのが「院で勉強したのになぜこの職種なのか」ということです。答えは簡単でその時その時興味のある方向に進んでいっただけのことで結果としてこうなったということです。なかなか行き当たりばったりな様ですが、そんな方向の定まらない私にとってよきアドバイスをしていただける教授陣がいる女子大での6年間は実りのあるものだったと信じています。
昨年は仕事上でも全国表彰をうけるほど忙しく過ごさせていただきました。そんな今現在の私があるのも女子大で学んできたベースがあるからではないかと女子大での日々を懐かしく思う今日この頃です。 |