2013年度 福岡女子大学 人間環境学部 生活環境学科 住環境学研究室

住環境学研究室(森田研究室)とは

子どもから高齢者までを対象に、住空間の大きさ、形状などの空間デザイン要素や光・照明環境を中心とする視環境要素を、
人が知覚・認知し評価する過程を研究しています。

メインテーマは次の2つです。

1.住まいの中で行われる種々の生活行為・行動および生涯にわたる時間経緯に従って、住まいへの要求・目的は変化します。この一言ではなかなか言い現せない想いを抽出・整理する方法を研究し、快適な住まいの計画につなげることです。

2.光は様々な体のメカニズムに大きな影響をもたらすことが近年明らかにされてきました。人工照明を多用し朝夕・四季の変化がない現代生活環境の光が、ヒトが生まれながらに持っている生体リズムに及ぼす影響を明らかにし、新しい光環境の計画を提案することです。

               

昨年度の卒業研究

■心理状態・空間印象評価による生活行為に合わせた室内照明環境づくりへの試み(坂本美保子)
■メラノプシンを含む網膜神経節細胞に対する周波数変調させた青色LED光の影響(篠巻美里)
古民家再生の実態と大学生の意識調査(田口絢翔)
■日中に経験する光・照明環境が夕食時の味覚に及ぼす影響(村上真奈)
■公共空間の要素が人の行動に及ぼす影響(森直子)