企画展示案内
近代の文学
岡本起泉(勘造)『夜嵐阿衣花廼仇夢』、東海散士『佳人之奇遇』、斉藤緑雨『かくれんぼ』、若松賤子訳『小公子』、樋口一葉『一葉全集』、二葉亭四迷『其面影』、?外『高瀬舟』田山花袋『妻』、芥川龍之介『邪宗門』、横光利一『日輪』から原民喜『夏の花』までの小説、長谷川天渓『自然主義』、岩野泡鳴訳『表象派の文学運動』、伊藤整『新心理主義文学』に至る評論集を集めて展示する。泡鳴の書はアーサー・シモンズの翻訳で、装丁は地味だが小林秀雄以下に愛読されフランス象徴主義の輸入に貢献した。
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