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2020.03.20お知らせ
卒業生代表 卒業式謝辞
※大学会館での式典が行われた場合、卒業生代表が述べる予定だった謝辞を掲載します。

 

 
謝 辞
 
 本日は私たち第六十七回卒業生のために、盛大な卒業式を挙行していただき、誠にありがとうございます。ご多用の中、ご出席を賜りましたご来賓の皆様、学長先生をはじめ教職員の皆様、並びに関係者の皆様に、卒業生一同、心より御礼申し上げます。
 
 四年前の春、今と同じこの場所で私たちは福岡女子大学の一員として新しい一歩を踏み出しました。大きな期待と小さな不安を抱きながら迎えた入学式のことを懐かしく思うと同時に、あの時と同じ気持ちを胸にまたこの場所から新しい一歩を踏み出すことができる喜びを実感しています。同じ志を持った友人たちと出会い、共に笑い、学んだ四年間は長いようで短く、思い出豊かな大学生活でした。
 大学では、高校までとは違い、自分自身で学びたいこと、やりたいことを決め、興味のある分野について深く追求することができ、学ぶことや新しいことに挑戦する楽しさを知ることができました。時には覚えるべき専門知識の多さや研究の大変さに戸惑うこともありましたが、いつも周りには親身にご指導くださる先生方や励まし合い、共に頑張る友人たちがいました。この恵まれた環境があったからこそどんな試練も乗り越えることができました。
 また、寮生活では、他学科の友人たちとの出会いや異文化に触れる貴重な経験ができただけでなく、初めて親元を離れ、自分自身で生活するという経験をし、今までいかに家族や周りの人たちに支えられていたかと思い知り、自分の未熟さに気づきました。大学に入学し、恵まれた環境で学び、こうして卒業の日を迎えることができたのも、友人たち、先生方、家族の支えがあったからこそであり、この存在の尊さに気づけたことが大学生活での大きな学びの一つであったと思います。
 私たちはこれから一人ひとりの目標に向かって、それぞれの道を歩み始めます。福岡女子大学で学び、過ごした日々に誇りと自信を持ち、ここで得た経験を活かし、次代の女性リーダーとして社会で活躍できるように精進して参ります。
 
 最後にはなりますが、いつも親身にご指導、ご支援くださった先生方、職員の皆様、様々な困難を共に乗り越えてきた友人たち、そしていつも成長を見守り、支え続けてくれた家族に、改めて深く感謝致します。
 福岡女子大学の今後益々の発展と、皆様の今後一層のご多幸をお祈りして、謝辞とさせていただきます。
 
 令和二年三月二十日
福岡女子大学 第六十七回 卒業生代表
国際文理学部 食・健康学科  増田 育実

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