地球温暖化への取組をはじめとした環境保全の動きが世界的に注目されています。国による環境政策に限らず、地方自治体、企業、大学、個人においても環境問題への対応が求められる中、地域(福岡)に根ざした環境保全の活動を通して、私たち一人ひとりが地球環境のためにできることを考えるきっかけとなる取組みを、それぞれの立場からご紹介します。
■日程 2022年2月21日(月) 15:40~18:00
■開催方法 オンライン配信
※インターネット配信サービス「Zoom」にて配信いたします。
事前のアプリインストール(無料)を推奨しますが、それが難しい方は、
WEBブラウザ(Google Chrome)からご参加ください。
※配信を視聴するには、PC又はスマートフォン、適切なインターネット環境が必要です。
※お申し込みいただいたアドレスへ、前日までに参加用URLを送信いたします。
※途中入退場も可能です。
■お申込期間 2月17日(木)まで
〇申込フォームでお申し込みの場合
こちらのアドレスまたは二次元バーコードからお申し込みください(Googleフォーム)
〇メールでお申し込みの場合
メール本文に「第19回産学官技術交流会」申し込みの旨と、お名前・ご所属・ご住所・電話番号・E-mailアドレスを記載しc-renkei@fwu.ac.jpまでお送りください。
〇お問合せ先
福岡女子大学 地域連携センター 講演会係
TEL 092-661-2728
E-mail c-renkei@fwu.ac.jp
■スケジュール及び講演内容
15:40 開始(開始時刻までに参加用URLよりログインしてください)
15:40~15:45 開会挨拶
15:45~16:10 講演1 福岡女子大学 環境科学科 岩﨑 慎平 准教授
「人新世時代の環境行動へのまなざし」
人類が地球生態系に与えた影響に注目して、地質時代における現代を含む区分として、人新世が提案された。環境問題の多くは複雑な要因が絡み合い、不確実な事柄も多いが、環境課題に対する私たちの「行動」が問われている。本講演では、人新世時代の環境リスクの現状を概観するとともに、行動の観点から環境に調和した経済・社会の方向性について整理したい。
16:10~16:35 講演2 NPO法人 循環生活研究所 理事長 永田 由利子 氏
「コンポストを使ったたのしい循環生活」
日々の暮らしから出る生ごみを利用し、土に還すコンポストの普及活動にとりくみ20年が過ぎました。今、住民が継続するために、物事を自分ごととしてとらえることのできる半径2キロ圏内の栄養循環、「ローカルフードサイクリング(LFC)」の仕組みづくりをしています。コミュニティで取り組むLFCをご紹介します。
16:35~16:45 休憩
16:45~17:10 講演3 宗像市 市民協働環境部 環境課 環境対策係長 早川 恒徳 氏
「Save the Sea ~市民と共に歩む環境保全活動について~」
宗像市の環境保全活動として、市内の小学生対象に水辺教室、市民、企業、ボランティア団体が関わり海岸、河川敷の清掃活動を行い、漂着ごみ(ポリタンク)を企業と連携し、スーパーの買い物かごに製造する活動等行っています。今回の講演で、皆さまの環境問題について役立ててもらえれば幸いです。
17:10~17:35 講演4 エフコープ生活協同組合 常務理事 島崎 安史 氏
「持続可能な地域循環型社会をめざして」
エフコープでは、基本理念「ともに生き、ともにつくる、くらしと地域」に基づき、持続可能な地域循環型社会をめざして、さまざまなとりくみを展開しています。その内容(①温室効果ガスの削減、②再エネ電 源 開発、③エシカル消費の促進、④資源の循環、⑤自然環境の保全と共生)を具体的に報告します。
17:35~17:55 質疑応答
17:55~18:00 閉会の挨拶