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- 2020.06.22
- 「学生委員」のオンライン委嘱式を行いました!
福女大では、教職員から構成される委員会に学生がメンバーとして参画する「学生委員」の制度があります。同制度を有する全7委員会*のうち3委員会の学生委員の委嘱式をオンラインで開催しました。
委嘱式では、まず教育担当副学長の庄山先生から激励がありました。第3次中期計画内で女性リーダー育成教育の一環としての位置づけの説明、昨年度の学生委員たちが「大学をよくしたい」という想いをもって活動に臨んでいた様子を通じて、福女大が大切にする「主体性・感性・創造性」が育まれていることを実感されたとのお話に、今年度の学生委員7名は熱心に聞き入っていました。
続いて、各委員会・部会の長の先生方が各学生委員に委嘱状を読み上げ、学生支援グループ職員が委嘱状実物を手に持って示す、という連携のもと、7名に委嘱状を交付しました。
最後に、学生委員活動で拠りどころとしている「リーダーシップの定義」(立場や役職ではなく、リーダーシップ研究者・コミベスら**による「変化をもたらすために積極的に他者に関与する、あらゆる人物」)や今後のスケジュールの確認をし、オンライン委嘱式を終えました。
委嘱式後、学生委員のひとりである盛利香子さんは:「コロナの影響で計画通りにはいかない状況ですが、こんな時だからこそ、昨年とは違う新しいことを始めようと、新入生向けに『1年生の森』というオンライン企画も実施しています。委嘱式では、大学を良くする活動をしたい、寮教育部会の学生委員活動を通して私らしい『リーダーシップ』を探求したい、と決意を新たにしました」と語りました。
今後、学生委員コミュニティとしての活動が本格的に始まります。昨年度までは当たり前のように叶っていた「対面」での全体ミーティング等は8月中旬まで全てオンラインとなりますが、「オンラインならでは」も生み出せることを目指し活動していきます。
*残り4委員会の学生委員については新型コロナウィルスの状況を見ながら、9月以降に公募・活動開始の予定です。
**コミベズ他(著)日向野(監訳)「リーダーシップの探求:変化をもたらす理論と実践」早稲田大学出版部、2017年、p. 47