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講師紹介

特 別 講 師

  • 広瀬 浩二郎・国立民族学博物館 グローバル現象研究部 准教授

    自称「座頭市流フィールドワーカー」、または「琵琶を持たない琵琶法師」。1967年、東京都生まれ。13歳の時に失明。筑波大学附属盲学校から京都大学に進学。2000年、同大学院にて文学博士号取得。専門は日本宗教史、触文化論。01年より国立民族学博物館に勤務。現在はグローバル現象研究部・准教授。「ユニバーサル・ミュージアム」(誰もが楽しめる博物館)の実践的研究に取り組み、“さわる”をテーマとする各種イベントを全国で企画・実施している。最新刊の『目に見えない世界を歩く』(平凡社新書)など、著書多数。

  • 片山  博詞・彫刻家

    1963年熊本県生まれ。2006年「片山博詞彫刻展-祈りの形象 新しい意味を紡ぐ-」(福岡市美術館)にて、すべての来場者が視覚に頼らず触れても鑑賞できる彫刻展を開催。以来、触れて鑑賞する彫刻展やワークショップ、さらに触覚性をキーワードにした彫刻と音楽との融合を図った実験的試みを美術館だけに止まらず、コンサートホールや病院、老人ホーム、介護施設、小学校、視覚障がい者のための機器展示会場などアウトリーチで全国的に展開し、触感を通した可能性を模索している。2018年、福岡女子大学特別公開講座として、ワークショップ「感性がひらかれるとき 触常者 広瀬 浩二郎✕彫刻家 片山 博詞」を開催。2019年、福岡女子大学美術館主催「片山博詞 彫刻展 Dialogue―語りかける彫刻 新しい『私』が生まれるー」にて、展示作品62点すべてを触れて鑑賞できる彫刻展として開催。

  • 山出 淳也・NPO法人 BEPPU PROJECT

    国内外でのアーティストとしての活動を経て、2005年に地域や多様な団体との連携による国際展開催を目指しBEPPU PROJECTを立ち上げる。別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」総合プロデューサー(09、12、15年)、「国東半島芸術祭」総合ディレクター(14年)、「in BEPPU」総合プロデューサー(16年~)、平成20年度 芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞(芸術振興部門)、文化庁 第14期文化政策部会 文化審議会委員、グッドデザイン賞審査員・フォーカスイシュー部門ディレクター(19年~)。
    http://www.beppuproject.com/

  • 岸 智子・福岡女子大学 女性学び直しプログラム コーディネーター

    小売業での販売、店舗企画、マーケティングに従事した後、情報サービス企業の障害者特例子会社で総務、広報、人材開発に携わる。社内研修に対話型のワークショップを取り入れるなど研修の内製化を推進。会社員の傍ら、産業能率大学大学院総合マネジメント研究科に進学、修了後はキャリアや働き方に関するワークショップやコミュニティスペースと協働したワークショップ等を企画・運営。2014年より現職。現在は多様な働き方を応援するコミュニティの運営やグラフィックレコーディングの普及活動を手掛ける。
    (一財)生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナー
    アイリーニ・デザイン思考センター認定 デザイン思考上級ファシリテーター

  • 平山 猛・株式会社トライローグ 代表取締役

    熊本大学大学院工学研究科修了後、インドネシア石油(株)(現:国際石油開発帝石(株))入社。石油開発エンジニアとして20代を海外で過ごす。30歳で帰郷し、監査法人系のコンサルティング会社で九州地場の中小企業の経営コンサルティングを行う。業績悪化の企業における業務改善や企業再生を行う中で企業の変革における人材開発、組織開発の重要性に着目し、ファシリテーションの手法を使った人材育成、組織力強化を実践している。
    2004年より日本ファシリテーション協会九州支部の立上げに関与し、監事・理事を歴任。2011年度の副会長を務める。
    2012年5月に(株)トライローグを設立し現職。

  • 宮田 智史・NPO法人ドネルモ事務局長

    1984年福岡生まれ。九州大学大学院芸術工学府修士課程修了。在学中より文化芸術活動をウェブ上で批評するドネルモ(フランス語で「言葉を与える」)の企画・運営に携わる。2012年、超高齢社会に向け、「自分たちの暮らしを自分たちでつくる」文化的な社会を目指して、高齢社会のコミュニティづくりに取組むNPO法人ドネルモを設立。その他に「NPO法人ミディエイド」理事(2014~)、「大野城市共働コーディネイター」(2015~)、長崎市提案型協働事業審査員(2018~)
    http://donnerlemot.com/

  • 佐々木誠・映画監督

    フリーディレクターとして主にCM、PV、TV番組などを演出。主な映画作品に『フラグメント』(2006)、『インナーヴィジョン』(2013年)、『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』(2015年)、『プレイルーム(「熱海の路地の子」)』(2018)などがあり国内外で公開されている。最新作『ナイトクルージング』が2019年に公開され大きな話題を呼ぶ。他に、『バイオハザード5ビハインド・ザ・シーン』(2009年)、フジテレビNONFIXで放送された『バリアフリーコミュニケーション』(2014年)、カンヌライオンズに出品された『光を、観る(認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ観光映像)』(2018)など幅広いドキュメント作品を演出、また紀里谷和明監督『GOEMON』(2008年)、夏帆主演『パズル』(2014年)など、多くの劇映画の脚本にも関わる。

  • 樅山智子・マイノリマジョリテ・トラベル・クロニクル実行委員会

    福井生まれ、ニューヨーク育ち、東京在住の作曲家、アーティスト、通訳者。スタンフォード大学にて作曲と文化心理学を学び、文化庁新進芸術家としてオランダ王立ハーグ音楽院作曲科で研鑽を積む。日本の農村、南アフリカの洞窟、ヒマラヤの高地、フィリピンの海、クロアチアの街中、元アメリカ軍基地、メキシコの熱帯雨林など、世界の各地で人と環境の関係性を問うサイト・スペシフィックなプロジェクトを展開。周縁化された人々や異分野の専門家等との協働し、対話を媒介しながら複数の物語を紡ぎ合わせることで、非人類中心主義的なパラダイムから世界を聴くための新たな共同体の音楽を探求している。散歩型コンサートから、マルチメディア・インスタレーション、儀式パフォーマンスまで、領域を自由に横断する作品を発表。日本相撲聞作曲家協議会理事、Art Translators Collective創立メンバー。
    https://www.tomokomomiyama.com/

  • 長津 結一郎・九州大学大学院芸術工学研究院助教

    アーツ・マネジメント、文化政策学、芸術社会学などをベースとし、障害のある人などの多様な背景を持つ人々の表現活動に着目した研究を行なう。また近年は、芸術活動の担い手育成や市民創作ワークショップをフィールドとして、芸術文化の持つ役割についての考察を深めている。著書『舞台の上の障害者:境界から生まれる表現』(九州大学出版会、2018年)にマイノリマジョリテ・トラベルのフィールドワークを掲載。共著に『はじめての“社会包摂×文化芸術”ハンドブック』(九州大学大学院芸術工学研究院ソーシャルアートラボ、2019年)、共編に『アートプロジェクト:芸術と共創する社会』(水曜社、2014年)など。

  • 岡崎 大輔・京都造形芸術大学 アート・コミュニケーション研究センター 専任講師 副所長

    阪急阪神ホールディングスグループの人事部門にて、グループ従業員の採用・人材育成担当を経た後、同センターに着任。対話を介した鑑賞教育プログラムACOP/エイコップ(Art Communication Project)を、企業内人材育成・組織開発に応用する取り組みを行っている。企業、行政、NPOほか各組織を対象に、セルフラーニング、チームビルディング、ダイバーシティをテーマとした研修プログラムや組織開発ワークショップを多数開発・実施。

コーディネーター

  • 事業責任者 森田 健・福岡女子大学 国際文理学部 特命主幹教授

    光がヒトの心理と生理に及ぼす影響を専門に研究する一方、福岡女子大学美術館の所蔵作品や地域の生活の中で発見する身近なアートに感動するしかけを企画中。

  • 事業コーディネーター 高江洲 淳子・福岡女子大学 附属図書館 美術館部門 文化芸術推進事業 事務局

    沖縄県立芸術大学デザイン専攻卒業、九州大学大学院ユーザー感性学専攻修了。佐賀県有田町の陶磁器会社のデザイナーを経て、那覇市に陶器工房を設立し、個展、グループ展などを多数開催。2010~2013年沖縄県立芸術大学デザイン専攻教員。2017年4月より福岡女子大学地域連携センターに勤務、アートマネジメント人材育成事業の事務局、福岡女子大学美術館の展覧会企画などに携わっている。

  • 事業コーディネーター 松石 貴子・福岡女子大学 文化芸術推進事業 事務局

    九州産業大学芸術学部卒業。教員免許(美術)・臨床美術士5級 取得。中高で美術講師、心の教室相談員、イラストレーター等の職に就く。もっと自由に何かを感じ、自由に自分を表現すれば楽しいのに、正解不正解のない世界を知って心を人生を豊かにしてほしいとの思いから、アートの持つ力を信じ、福岡女子大学アートマネジメント人材育成事業にかかわる。

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