餌
ホウレンソウ、アルファルファ、粉ミルク、鶏卵の茹で卵の黄身、熱帯魚の餌などが餌として利用できるが一長一短がある。
当研究室では、ガーバー社のホウレンソウ(ノンファットミルク入りGerber
creamed Spinach)を採用している。
利点
- そのまま餌として与えられる。ホウレンソウのように茹でる必要がない。
- 水を汚さない。水中に入れても簡単には崩れない(掻き混ぜればとける)。
- 品質が一定しており、農薬などの汚染の心配が少ない。米国からの輸入品だが、使用するホウレンソウなどは、契約栽培をおこなっていて品質管理がされている。病院の流動食などの材料としても採用されている。
- 安価であり、価格の変動がない。一ビン113g170円(標準価格)。
- 長期保存可能である。フタを開けなければ1〜2年保存できる。
- オタマジャクシの成長が順調である。一部発生の非常に遅い個体もあるが、ほぼNieuwkoop
&
Faberの発生段階表の通りに発生する。餌の量のコントロールで一月半くらいで変態させることも可能だそうである。
欠点
手に入りにくい。普通のスーパーや薬局にはなかなか置いていない。輸入元の明治屋に問い合わせると良い。
餌は、食べるだけどんどんやって良いが、細菌が繁殖しないように注意する。水は濁りにくいが、腐るようならば換えてやる。