20031008

260nm の吸光度によるDNAの定量

 

1      分光光度計のスイッチを入れておく。

2      DNA溶液をフリッピングで軽く混ぜた後、TE100倍に希釈する。
99μlTE1μlDNA溶液を加える。)

3      クォーツのセル(黒いやつ)に対照用のTEDNAを加えていないもの)100μlを入れる。このとき光の通る所を見て、泡が入っていないことを確認する。

4      セルを分光光度計のホルダーにセットし、M3 を押す。セルは底まで押し込むこと。
3
 WAVPROGと表示されるはず。なってなかったらもう一度トライ。

5      RNNを押す。
RUN/STOP  OR  AUTOZERO
と表示され、プリンターが印刷を始める。

6      プリンターが止まったらAUTOZEROを押す。(0点あわせ)

7      TE を完全に除きDNA 希釈液サンプル100μlをセルに入れる。

8      分光光度計にセットし、RUNを押して測定。値を確認する。

9      液をピペットマンで除き、新しいDNA希釈サンプルをセルに入れる。

10   サンプルの数だけ6-7-8の繰り返し。

11   全てのサンプルを測定し終わったら、プリントシートを少し引き出してから切りとる。

12   セルを蒸留水で数回洗う。

13   水を良く除いた後乾燥。

14   他に使う人がいなければ分光光度計のスイッチをきる。

15   260nm の吸光度 × 5 を計算する。これが希釈率100倍のときのDNA濃度(μg/μl)

16   ついでに260nm の吸光度の値を280nm の吸光度で割っておく。きちんとDNAが取れていれば、この値が1.8~2.0。それ以下ならタンパク質がコンタミしている可能性がある。