Competent cell の作り方
実験の手順
1 500ml 三角フラスコに50mlのSOBを入れる
2 大腸菌ストックを一滴加え、18℃(もしくは室温)で一晩激しく撹拌培養
3 翌朝OD600測定、0.2-1.5であればOK(0.6が最適)
4 氷水上で10分間冷却
5 4℃ 3000rpm で10分遠心
6 上清を除く
7 0℃のTB 17mlに大腸菌を懸濁する
8 4℃ 3000rpm で10分遠心
9 上清を除く
10 0℃のTB 4mlにブルーチップでかき混ぜながら懸濁する
11 0.3ml のDMSO(final0.7%)を加え、氷上に10分放置
12 1mlずつ分注
13 液体窒素あるいはドライアイスエタノール中で10分以上放置
14 指の間で暖めて溶かし、マイクロチューブに10ul ずつ分注
15 直ちに凍結する
準備:
○ ヒートブロックを42℃にセットしておく
○ LBプレートを乾燥させておく
○ SOBにMg2+を加えておく (1/100)
○ 氷を用意しておく
○ タイマー、エッペンチューブ、ピペットマン(P1,P20,P200)、チップ、チップ捨て、パラフィルム、油性ペン(黒・赤・青・緑)、
実験の手順
1 分注してあったコンピテントセルを氷上で溶かす
2 10ulのコンピテントセルに0.5-1ul のDNA を加える
3 氷水中で10分保冷
4 42℃で90秒ヒートショック
5 氷水中で5-10秒急冷
6 20ul のSOBを加える
7 チューブのふたを締め37℃で30-60分激しく振蘯培養
8 2枚のLB plate にそれぞれ4ul と20ulまき、37℃で一晩培養