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お知らせ令和3年度 新会長挨拶

2021.08.17

         ご挨拶
 
  筑紫海会会員の皆様
 このたび第13代筑紫海会会長に就任いたしました花崎正子でございます。
 思いもかけぬ新型コロナウイルスの出現で、同窓会も大学も世の中も対応に苦慮を重ねたこの一年半でした。皆様も様々なご苦労がおありだったことでしょう。
 同窓会活動は多くの苦難の状況がありましたが、時が平穏な方向への道標をもたらしてくれているようです。では今後同窓会は何を目指せば良いのでしょうか。会則を紐解くまでもなく、著しく発展する母校にさらにいかに貢献できるか、そして卒業生として社会に寄与するには何をどうするのか、新たな思考が求められています。
 その答えは、新理事長・学長の向井剛先生のおことば「未来を作るのは“文化の革新”」が「鍵」であるように思います。
 大きく変わる時代のうねりの中で、同窓会100年の歴史の上に立ちながら、社会をリードする「価値創造」に向けて歩を進めなければなりません。制度疲労を来たしていると言われる現代社会にあるからこそ、任意団体としての同窓会の意義は大きいのではないでしょうか。その実現には、私ども一人ひとりの自己変革という内的作業が課せられているようにも思うのです。
 コロナワクチンに欠かせないmRNAの地道な研究を40年も続けたカリコ博士は「物事が期待通りに進まない時でも周囲の声に振り回されず、自分が出来ることに集中してきた」と述べています。
 私たちが出来ること集中するべきことを、同窓会として、また同窓生一人ひとりとしてよく考えたいのです。大学の近くにいても遠くにいても、母校に貢献できること社会に寄与できることは何かを考えたいのです。母校が目指す「次代の女性リーダーの育成」やおそらく同窓生誰もが経験してきた「ジェンダー問題」などを、同窓生8000人の絆とエネルギーを活かして取り組むことは出来ないものか、皆様と一緒に考えていけたらと思っています。
 
 同窓会を運営するに必要な収入も年々減少しており、時代に沿った運営の仕方を取り入れつつ、今後の適切な対応が必要になっています。
 
 福岡女子大学百周年が2年後に迫りました。同窓会もさらに応援したいと思います。皆様の一層のご協力をよろしくお願い致します。

                                                                                 令和3年8月
                               会長 花崎 正子 (大10被)                             
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