先生の紹介

     宗像 壽子　むなかた ひさこ       

　前職　国立療養所大牟田病院　栄養管理室長

    研究テーマ：新調理システムにおける食事サービスの検討

    研究概要

　特定給食施設における管理栄養士の役割は給食の運営と適切な栄養管理である。

近年、給食を取り巻く環境、経済情勢が大きく変化しており新調理システムが急展開し導入されている。この中で生産管理、調理管理、衛生管理、運営の効率化などの対応が求められている。その方法としてクックチルシステムや真空調理法があるが、品質管理の良い食事サービスを提供することを目指し、計数化されたシステム化を図っていく。

　また高齢社会にあたっては高齢者食の検討により栄養確保が健康を維持できる長寿食として位置づけられている。食事を口から食べる喜び、生きる力を与えることができるのは的確な栄養管理のなせる技であり、新調理システムを利用した高齢者用ソフト食の適応食を開発・検討して行く。

 　 担当講義科目

1.　給食経営管理論

特定給食施設における管理栄養士の役割である食事管理、栄養管理、経営管理などの総合的なマネジメントの考え方や方法を理解する。

2.　給食経営管理実習

大量調理を通して喫食者へ安全、適切で豊かな食事サービスの提供ができることを自主的に行う。

3.　応用栄養学実習

ライフステージ別栄養管理方法を考察し、食事の実際を展開する。

4.　臨床栄養学実習

傷病者における病態栄養管理を食事療法の内容から把握し、栄養ケアプランの総合的な考え方を理解する。

5.　臨地実習

実践活動を校外の施設で体験する。

6.　総合演習

      所属学会

日本栄養・食糧学会　日本糖尿病学会　日本病態栄養学会　日本栄養改善学会