宮崎聖子   Seiko Miyazaki

 

 

文化人類学、ジェンダー研究、中国語、地域研究、ライフヒストリー研究

学歴    博士(人文科学)

福岡女子大学学生の皆さんへ自己紹介:  日本農村の調査を行ったのち、台湾におけるフィールドワーク(現地調査)を10年ほど行なっています。ジェンダー視点によるグローバリゼーョンのもとでの看護労働、看護教育の研究もしています。

 

2011年度担当科目 

       文化人類学

       中国語T

       女性学・ジェンダー論

       個別ゼミ(比較家族論)

       ジェンダーの社会学

       ジェンダー

       日本女性文化

       東アジア地域研究入門

       その他リレー講義       

       

       

オフィスアワー 前期 火曜12:50-14:20

 

2000年以降の著作など

博士論文

2004

 

『植民地期台湾における青年団の研究(1910-1945年)』

著書  
2005 1『ジェンダー研究が拓く地平』 原ひろ子監修 原ゼミの会編   文化書房博文社  (共著)
2006 2『戦後台湾における「日本」――植民地経験の連続・変貌・利用』 五十嵐真子・三尾裕子編 風響社 (共著)
2008 3『植民地期台湾における青年団と地域の変容』 御茶の水書房
論文  
2000 1 「「ふるさと」観についての文化人類学的手法による試論――山形県X町関係者の場合」 『人間文化研究科年報』第23号 お茶の水女子大学人間文化研究科 pp.108-115
2000 2 「日治時期台湾的<青年>――以1920‐27年為中心」『第4回日台青年歴史研究者交流会議報告者論文集』pp.1-14
2000 3 “Domestic Violence and Gender:The Voices of Japanese Women from an Older  Generation” Journal of Asian Women’s Studies,vol.9,Kitakyushu Forum on Asian Women, pp.1-13 (共著)
2001 4 「台湾における抗日運動の主体形成と<青年>概念――1920-24年を中心に」 『現代台湾研究』第21号 台湾史研究会pp.103-123
2003 5 「植民地期台湾における女性のエイジェンシーに関する一考察――台北州A街の処女会の事例」 『ジェンダー研究』6号 お茶の水女子大学ジェンダー研究センターpp.85-108
2003 6 「青年会から青年団への転換――台北州A街の場合(1926〜1934年)」 『日本台湾学会報』5号 日本台湾学会  pp.21-41
2003 7 「植民地時代の台湾における青年会の成立過程(1910-1926)――北部台湾A街の事例を中心に」 『日本の教育史学』第46集 教育史学会 pp.163-181
2004 8  「植民地期台湾における女子青年団の展開過程(1931-1935年)」 『ジェンダー研究』7号 東海ジェンダー研究所pp.69-91
2005 9 「植民地支配下の台湾におけるジェンダーの再編――女子青年団(1936-1941年)を事例に」 『F-GENSジャーナル』4号 お茶の水女子大学21世紀COEプログラム ジェンダー研究のフロンティアpp.55-60
2006 10 「植民地台湾における青年団の変容――1930年代後半の諸制度との関連を中心に」 『日本台湾学会報』8号 日本台湾学会 pp.22-41
2006 11「日本植民地下の台湾における青年団の終焉――青年学校、勤行報国青年隊、青年特別錬成所との関連で(1941-45年)」『南島史学』68号 南島史学会 pp.120-138
2007 12「植民地下の台湾における青年団――1940-43年の制度面を中心に」『日本の教育史学』第50集 教育史学会 pp.110-122
2007

13「「内台共婚」と植民地における台湾人女子青年団の位置づけ」『南島史学』70号 南島史学会 pp.83-97

2009 14 「植民地台湾における「男らしさ」の変容――青年期教育の帝国史・地域史・個人史」 『西村山地域史の研究』27号 西村山地域史研究会pp.18-37
2010

15「青年期的教育及戦争対男性特質的影響―以日治時期台湾爲例」『南島史学』75・76合併号 南島史学会 pp.22-30

2010 16「グローバル化のもとでの台湾における看護教育と看護師」 『国際ジェンダー学会誌』 第8号 国際ジェンダー学会 pp.47-65
2011 17「植民地期台湾における『女子青年』の変遷」『七隈史学』第13号 七隈史学会 pp.11-24
研究ノート  
2005 1「日本の高齢男性における<暴力>観の諸相と女性に対する暴力」 『国際ジェンダー学会誌』第3号 国際ジェンダー学会  pp.89-110
2007 2「植民地期台湾における青年団政策と地域の変容――台湾北部A街の一青年の事例から」『九州人類学会報』34号 pp.55-63
報告書  
2003 「高齢男性における「暴力」観の諸相――ライフヒストリー調査を中心に」 『女性に対する暴力・男性の暴力性の構築についてのジェンダー論的研究』ジェンダーと暴力研究会編 平成13〜14年度科学研究費補助金 基盤研究(C)(1)研究成果報告書 (研究代表者 国広陽子)
2007

『若年層におけるケア意識の実態とその形成過程に関するジェンダー論的研究』 ケア文化とジェンダー研究会 平成16〜18年度科学研究費補助金 基盤研究(B) 研究成果報告書(研究代表者 天童睦子)(共著)

2009 「グローバル化のもとでの台湾における看護師と看護教育――ジェンダーの視点から」平成19-20年度科学研究費補助金基盤研究(C)(1)研究成果報告書(研究代表者 織田由紀子)『グローバル化のアジアの看護師と看護教育』
翻訳  
2005 1楊南郡著『幻の人類学者 森丑之助』風響社 (笠原政治、宮岡真央子との共編訳)
2006 2華阿財著「「牡丹社事件」についての私見」 『台湾原住民研究』10号 台湾原住民研究会pp.38-52
書評  
2004 山路勝彦著2004『台湾の植民地統治――<無主の野蛮人>という言説の展開』 『南島史学』64号 南島史学会pp.1-5
2008

吉川真美子著2007『ドメスティック・バイオレンスとジェンダー――適正手続きと被害者保護』 『カティング・エッジ』29号 北九州男女共同参画センター "ムーブ" 

2009 台湾女性史入門編纂委員会編2008『台湾女性史入門』『図書新聞』2908号 図書新聞

 

『植民地期台湾における青年団と地域の変容』2008 について、書評を頂きました。お忙しい中、書評を賜った先生方、

ありがとうございました。

大串隆吉 2008『植民地教育史研究年報』11

陳虹?   2009『 アジア教育史学会紀要 』 18号

何義麟   2009『現代台湾研究』36 号

Hiroko Matsuda 2009  Social Science Japan Journal Vol. 12, No. 1, Oxford University Press.

牧野篤  2009『日本の教育史学』52集

陳文松   2010 『台湾史研究』17-2 中央研究院台湾史研究所