2006 年 12 月 25 日
会 員 各 位
日本スポーツ人類学会第 8 回大会のご案内
日本スポーツ人類学会第 8 回大会組織委員会
委 員 長 野一宏
事 務 局 松浪 稔
寒冷の侯 会員の皆様にはますますご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。
標記の件につきまして、このたび、アジアの文化交流の拠点でもあります福岡において、別紙の日本スポーツ人類学会第 8 回大会開催要項に基づき開催することとなりました。
日本で四番目の国立博物館として開館しました、九州国立博物館の会議場を学会大会会場とします。
九州は、中国大陸や朝鮮半島に近く、古代から文明交流のクロスロードでした。かつて、この海峡を多くの人と物、そして文化が往来しました。日本の文化は、近代以前においては主としてアジア諸地域との交流によって築かれてきたという歴史的背景があります。九州に残された貴重な文化遺産の数々。その一つひとつに歴史のロマンが息づいています。
明治 32 年、日本美術の復興に尽力した岡倉天心は、九州の地に博物館設置の必要を説きました。以来、百有余年の時を越え、アジアとの交流の歴史に焦点をあてた、新しい時代の新しい博物館として九州国立博物館が開館しました。常設展はもとより、特別展も、「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」という視点をもとに展示が企画されています。
また、九州国立博物館が建設されたのは、太宰府天満宮のすぐ裏手です。時節柄、大宰府には遅咲きの梅が咲いていることと思われます。そして大宰府天満宮近辺には、大宰府政庁跡、観世音寺などをはじめ、多くの名所、旧跡があり、古の姿を今に伝えています。
大会組織委員会では、会員の皆様の多数のご参加がいただけますよう意義ある大会にすべく鋭意準備をすすめております。
どうぞ、ふるってご参加くださいますようご案内申し上げます。
九州国立博物館 HP http://www.kyuhaku.com/pr/
太宰府天満宮 HP http://www.dazaifutenmangu.or.jp/
以上