大学院

人文社会科学研究科 博士前期課程 言語文化専攻

「日本言語文化コース」と「英語圏言語文化コース」の2コース。
日本と英語圏地域において蓄積されてきた言語文化の知の総体を深く理解し、グローバルな視点で新たにそれを再構成する批判的な研究態度を修得します。

日本言語文化コース

 言語・文学・歴史を中心とした日本文化を研究対象とします。学際的手法および比較文学的手法を多く取り込むことによって、従来型 の国文学研究とは異なる新たな視点を獲得し、複雑で多岐に亘る日本文化を総合的に研究します。グローバル社会を相対的に捉えることができる思考力と、日本文化を世界に向けて発信できる専門知識を持ち、文化交流や教育の場で活躍する人材を育成します。

英語圏言語文化コース

 西欧の文化史を踏まえて、主に英語圏の言語文化と社会及び思想について共時かつ通時的な専門的知識を深めるとともに、文字や視覚文化を批判的に読解・解釈するための諸理論を学び、アジアに立つ知的教養人として、言語文化にまつわる諸問題を独創的に分析・解明する能力を養います。また、語学力をさらに向上させ、自らの分析やアイデアを地域社会や世界に向け、説得的に発信・提言しうる対話力を育成します。

アドミッション・ポリシー

 歴史や言語文化活動に強い関心と研究意欲をもち、研究遂行に必要な学力を有し、意志が明確な学生を募る。修了後に、専門知識を活かして、次代の女性リーダーとして国内外で文化を発信し広く活躍できる学生、教員の専修免許状を取得し教育の現場で活躍し指導的立場に立つことができる学生、研究者として研究活動を追求することができる学生を求める。


<入学者選抜の基本方針>
・一般選抜入試・社会人特別選抜入試・留学生特別選抜入試
 入学者の選抜は、筆記試験・面接のほか書類審査の結果等によって、知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体的に研究に取り組む態度等について総合的に判断して行う。筆記試験では、研究を遂行する上で必要とされる語学能力及び表現力を評価する。面接では、当該分野の研究に対する熱意、希望する研究計画の妥当性、当該分野の研究に必要とされる学力や技能及びコミュニケーション・表現能力を評価する。

取得できる資格

教育職員免許状

言語文化専攻博士前期課程を修了し、所定の科目の単位を修得した者は、次の教育職員免許状を取得することができる。

専攻名 免許状の種類 教科
言語文化専攻
博士前期課程
中学校教諭専修免許状
高等学校教諭専修免許状
国語
中学校教諭専修免許状
高等学校教諭専修免許状
英語