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女性研究者支援室シンポジウム2014『女性研究者の現在とこれから』を開催しました

[ 2014/06/17 ]

平成26年6月13日(木) 女性研究者支援室シンポジウム2014「女性研究者の現在とこれから」を開催しました。
 
基調講演 「なぜ、女性研究者支援が必要なのか」
       郷通子氏  福岡女子大学 理事
             大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 理事
             元お茶の水女子大学 学長   
 
情報提供 「研究者支援の政策と現状」
       山村康子氏 独立行政法人科学技術振興機構(JST)科学技術プログラム推進部 プログラム主管
 
     「女性の活躍促進の意義について」
           松田美幸氏 福岡女子大学 学長特別補佐
 

講演に先立ち 梶山学長より、福岡女子大学の女性教員比率の現状や、教職員の国際意識を高めることの大切さについてご挨拶をいただきました。
続く基調講演として、郷通子先生よりお茶の水女子大学における女性研究者支援の具体的な取り組みのご紹介をいただきました。また 女性を積極的に登用し、リーダーを経験させることの大切さ、特に女子大学において女性をリーダーとして活用し、その姿を女子学生に見せることで 学生に将来像をイメージさせることが女子大学の大きな存在意義であるというお話しがありました。
 
情報提供いただいた松田美幸氏からは、子育て中の女性も活躍できるようなライフステージに対応した活躍支援の必要性や、各団体の取り組みについてお話しいただきました。またJSTの山村康子氏からは、女性研究者支援の根拠や平成18年度から近年までの取り組みのご紹介があり、女性研究者支援についての理解に繋がるお話しをいただきました。
最後に、女性研究者支援室 野依副室長より、昨年度 学内の教職員を対象に行われた男女共同参画アンケート結果と支援室の取り組みについての報告がありました。
 
参加者からは、『子育て中に、家庭と仕事の両立に関して悩んだ経験がある』という意見や、『女性のトップリーダーが出てくるためには何が必要なのか』といった質問もされました。また、参加した学生からは『女性研究者の現状や支援政策を聞いて、研究者の道を前向きに捉えられるようになった』という声も上がりました。
 
シンポジウムには55名の方にご参加いただき、活発な意見交換ができたことでとても有意義な会となりました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
 







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