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第6回九州・沖縄アイランド女性研究者支援シンポジウムin熊本に参加しました。

[ 2014/09/30 ]

 2014年度の九州・沖縄アイランド女性研究者支援シンポジウム(以下、シンポジウム)が、以下の日程で実施されました。
 
◇日  時:9月20日(土)13:00-17:30
◇場  所:熊本大学工学部百周年記念館
◇テーマ:大学・地域・社会の連携と多様性の実現-社会変革に向けた大学の役割-
◇基調講演:「IBMの経営とダイバーシティ」橋本孝之(日本IBM株式会社会長)
◇参加大学:九州大学・宮崎大学・熊本大学・佐賀大学・大分大学・鹿児島大学・琉球大学・沖縄科学技術大学院大学・福岡大学・福岡女子大学
 
 今回で6回目を数えるシンポジウムは、2009(平成21)年に宮崎大学から始まりました。
当時、九州で文部科学省の女性研究者支援モデル育成事業に採択されていたのは九州大学と宮崎大学の2校のみでしたが、他大学も含めてゆるやかなネットワークをという発想から第1回シンポジウムが開催されました。その後、佐賀大学・長崎大学へと補助事業の申請・採択が広がりました。2014年現在で、私立の福岡大学、公立の福岡女子大学をいれて10大学が九州・沖縄で補助事業に採択されています。

 シンポジウムの特徴は、各大学の理事・副学長クラスがパネリストとなり登壇し、大学の今後の取組を提案することによって、学内での事業推進に拍車をかけることになる点です。この形式を第1回から継承し、今回で6回目となります。

              


 今回のテーマは「ダイバーシティ」ということで、先進事例としてIBM会長の話を聞きました。ダイバーシティには、第1段階:法を守り、社会的貢献を果たす段階、第2段階:働きがいのある環境と生産性向上の段階、第3段階:相違から学び、新たな価値を市場に提供する段階の3段階があるとのことで、それぞれの組織の段階を考える指標として興味深いものでした。
 こうした、企業の先進事例を聞いたあとに、各大学でダイバーシティについての工夫や今後の取組について、10大学が提示し、最後にダイバーシティ熊本宣言を提唱しました。

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