大学院

人文社会科学研究科 博士前期課程 社会科学専攻

「国際産業社会コース」と「国際関係コース」の2コース。
国際社会の広範かつ多様な現象を、経済活動や政治の側面から解明し、それを実社会に適用しうる、高度な専門人材を育成します。

国際産業社会コース

 日本とアジアさらには欧米の経済社会をめぐる課題とその探究は重要な教育研究課題になっています。グローバルな経済や社会そしてその担い手である企業をめぐって生成する様々な現象を、理論、実証を通じて解釈し理解することを目指して教育研究を展開します。本コース履修により産業社会で活躍する女性の高度専門人材や、研究・教育機関で活躍する専門人材の育成を目指します。

国際関係コース

 国際社会は政治的、社会的、文化的にも複雑な様相を深めており、現代社会に問いかける諸問題の分析と現象を説明する理論の探求は重要になっています。このような問題に対して、政治を支える思想や価値観への哲学的な理解を促しつつ、法学や政治学、国際協力、社会学等の専門知識を統合して探究します。この履修コースを通じて、グローバル化する社会の各分野で活躍する高度専門人材や、研究・教育機関で活躍する専門人材の育成を目指します。

アドミッション・ポリシー

 現代の国際社会のあり方や企業等の経済活動に積極的な関心をもち、大学院での研究活動を主体的に推進するために必要な専門知識の獲得に強い意欲をもつ学生を募る。修了後は、多様な進路において、高度な専門能力を基に次代の女性リーダーとして国際社会での活躍や専門的な研究活動や教育活動を追求することができる学生を求める。


<入学者選抜の基本方針>
・一般選抜入試・社会人特別選抜入試・留学生特別選抜入試
 入学者の選抜は、筆記試験・面接のほか書類審査の結果等によって、知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体的に研究に取り組む態度等について総合的に判断して行う。筆記試験では、研究を遂行する上で必要とされる語学能力及び表現力を評価する。面接では、当該分野の研究に対する熱意、希望する研究計画の妥当性、当該分野の研究に必要とされる学力や技能及びコミュニケーション・表現能力を評価する。