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国際文理学部 環境科学科

科目ピックアップ

学科基本科目

学科基本科目
基礎化学

物質を構成している原子や分子の構造に関して、原子内の構造・電子の配置や軌道・原子の化学結合などについて理解する。さらに、原子・分子の構造が、その物質の性質(状態変化に関連した性質や溶液中での性質など)や反応(置換反応、付加反応など)と密接に関係していることを学ぶ。

環境科学概論

本講義では、環境問題の事案を取り上げ、その解決のための討議を通じて、環境科学という学問分野の役割を理解するとともに、環境科学の体系、手法等を把握し、環境物質、環境生命、環境生活および国際環境政策といった環境科学の各分野の概要を学ぶ。

専門科目

環境物質科目
基礎分析化学

環境分析で利用される化学的分析、あるいは機器分析において基礎となる種々の定性分析、あるいは定量分析の原理および手法について、物理化学的な理論背景も含めて学習する。また、分析において必要となる濃度計算、理論計算、あるいは分析誤差の見積もり方法等についても学習する。

大気環境科学

現在、大気に係わる環境問題は局所的な環境汚染と、地球温暖化等の地球規模の環境問題が顕在化している。本講義では、これらの大気環境問題を引き起こす多様な化学物質に対して、その原因と発生メカニズムや環境における化学反応、生態系に及ぼす影響、除去メカニズムについて化学的・工学的に理解すると共に、 大気環境問題の改善のための防止対策等を学習する。

環境生命科目
生命の分子的基盤

生命体を構築する生体高分子であるタンパク質・核酸・糖・脂質などの物理化学的性質やこれらの構造の理解を深める。また、酵素のカイネティックス・遺伝子情報とその伝達機構などを例にして、生体高分子の発現する機能と構造の間にどのような関連があるのか分子レベルで考える。

生態学Ⅰ

海洋生態系について基礎から学び、海域環境問題や食料問題を生態学的な観点から検討する。さらに過去から将来にわたる時間軸も加えて検討することにより、 健全な海域環境と豊かな海の幸を得る手法について自らが考え行動する力を養う。地元の海域の博多湾や和白干潟を授業で取り上げ、身近な環境問題を通じて授 業を展開する。

環境生活科目
エコライフスタイル学

人間を取り巻く自然的、物理的、科学的環境と人間集団や人間社会の諸々の相互関係について学習し、社会的な側面から環境調和型社会を構築するための方法論および生活者の視点から環境社会における情報収集・選択の在り方、ライフスタイルの設計などについて学習する。

環境衛生学

人間の生活の場を対象として、衛生学の観点から人と環境との関係を学ぶ。特に、人の健康影響に着目し、社会の構築に必要な生活環境の整備などについて学習。対象とする環境要素は、地球温暖化に関する温熱環境、大気汚染と関連した空気環境、都市化に伴う光環境の変化、騒音と関連した音環境を取り上げ、ヒトの健康との関連で環境の整備についての知識を習得する。

国際環境政策科目
国際環境政策論

気候変動、オゾン層破壊、廃棄物の越境移動、酸性雨などの地球規模や国境を越えた環境問題が発生し、国や国際機関等では条約の締結、国内法の整備などの政策が実施されてきている。本講義では、問題の内容とその背景事情、解決に向けた取組を学び、政策の手法とその効果を考える。また、国際的な環境問題の事例について、条約交渉の過程などを深く掘り下げて学ぶ。

環境会計論

環境会計は、国や地域を単位とするマクロ環境会計と、企業などの組織を単位とするミクロ環境会計に大別される。本講義では、企業の外部に向けての情報開示を目的とする環境会計や、企業の内部管理を目的とする環境会計の基礎知識を学ぶ。その上で、企業の社会的責任(CSR)や第三者による環境監査を含め、いかに持続可能な循環型社会システムを構築するかについて考える。