環境理学科 神経科学研究室 

 

-  優れた生体コンピューター、神経系 -

    

  

【研究内容紹

 

 生き物の示す様々な驚異的な行動、人の言語をあやつる能力を含む様々な精神活動、これらは全て神経系の働きによります。その能力は、どのようなコンピューターもまだはるかに及ばないものです。しかし、同時に両者は基本的には0か1かの非常に単純な電気信号を情報として使っています。


 この神経系を調べる研究分野が「神経科学」「脳科学」です。この分野は現在非常に活発で、分子神経生物学・細胞神経生物学・システム神経科学・認知神経科学・神経解剖学・発生神経生物学など様々なレベルと視点から総合的に研究されて、人の心の領域にまで迫りつつあります。


 発生神経生物学は、この素晴らしい生体コンピューターの設計図がどのように書かれていて、どのような手続きによって組み立てられるのかを知る研究分野で、まだ解答の見いだされていない、非常に活発な研究分野です。


 

 

  

【本年度の研究室】 

小泉 修(教授) 美濃部純子(助手)  大学院生 1名   4年生 5名


【研究の1コマ

      

動物の中で最も単純な神経回路を持つヒドラの写真。ヒドラは、全長2~5mmで刺胞動物に属する。このヒドラの神経網の形成メカニズムを研究しています。

 

  

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最終更新日 : 8月 23, 2003>