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平成22年度福岡女子大学土曜公開講座
戦争と文学
本講座は終了しました。ご参加いただいた皆様に御礼申し上げます。
開催概要
  1. 日  程  平成22年5月15日~平成23年2月12日 毎月第2土曜日開催
          ※ 5月、8月、9月は第3土曜日開催
  2. 時  間  13時30分~15時00分 
  3. 会  場  福岡女子大学附属図書館1階 視聴覚室
  4. 対  象  高校生以上の男女。定員なし。
          ※ 席に余裕がある場合は、講座最終日2/12まで申し込みを受け付けます。
            (途中からの参加も大歓迎です)
  5. 受 講 料  3,000円(全10回分) ※高校生・本学学生は無料
講座概要
日程 テーマ 講師
1 5/15
(土)
 中世文学研究者の「戦争文学」
 「戦争」を生き延び、第二次世界大戦敗戦後「研究者」となった日本の青年たちは、「中世文学」にどのように立ち向かったのか。精緻に、また静かに展開されるロゴス(論理)の世界を支える、彼らのパトス(感情)に触れたい。
 今井 明
 (文学部教授)
2 6/12
(土)
 『古事記』の叛乱物語と恋愛譚
 『古事記』中の代表的な叛乱物語といえるサホビコの反逆物語もハヤブサワケのそれも、恋愛譚が絡められて構成されている。これらの物語を、皇位継承にかかわる歴史的事実などと照合させながら、反逆物語における恋愛譚の意味を探っていく。 
 月野 文子
 (文学部教授)
3 7/10
(土)
 描かれる「戦国」の変化
 日本の「戦国時代」を描く作品の多くは江戸時代に発生し、「武士」の役割や社会の変質とも関わりつつ、近現代に至るまで変化していきます。「歴史」以上に後世に影響を与えてしまう「文学」の働きについて考えます。
 大久保 順子
 (文学部准教授)
4 8/21
(土)
 漱石と戦争
 漱石は兵役を免れるため北海道に戸籍を移した体験を「送籍といふ男」と「吾輩は猫である」の中で自嘲し、丸谷才一は「徴兵忌避者としての漱石」という批評を書いた。印象を排して、漱石全集の記述に即して、そこから窺われる漱石の戦争観を講ずる。
 石井 和夫
 (文学部教授)
5 9/18
(土)
 ヴァイキングとアングロ・サクソン
 8世紀以降、ヴァイキングと呼ばれる北方ゲルマン人がイングランドを襲うようになります。この海の猛者の脅威にさらされたアングロ・サクソン人の姿を当時の年代記、聖人伝や英雄詩などを通して紹介します。
 村長 祥子
 (文学部准教授)
6 10/9
(土)
 詩人バイロンとナポレオン
 ナポレオン戦争は1815年6月18日のワーテルローの戦いにおけるナポレオンの敗北で終結した。その十ヵ月半後、イギリス・ロマン派詩人バイロンはヨーロッパ旅行の途次、戦場に立った。活字と映像で壮絶な人間世界の断面を探る。
 田吹 長彦
 (文学部教授)
7 11/13
(土)
 近代の戦争と英詩
 戦争の脅威ほど詩の題材としてふさわしくないものはあるだろうか。西洋では、19世紀から20世紀になって、スティーブン・クレイン、W.B.イェイツなどの詩人が現れ、従来とは異なった視点から戦争を描いた。これらの詩人の作品を紹介する。
 スコット・ピュー
 (文学部教授)
8 12/11
(土)
 『武器よさらば』における
     ヘミングウェイの戦争観について

 アメリカの大きな戦争は南北戦争、第1次、第2次大戦、ベトナム戦争であるが、講座では第1次大戦を題材にしたヘミングウェイの戦争観を明らかにしたい。他の戦争小説との比較も試み、アメリカ作家の戦争観の変化も考察する。 
 馬塲 弘利
 (文学部教授)
9 1/8
(土)
  第二次世界大戦とアメリカ小説
 アメリカ文学は第二次世界大戦をどのように表象しているのでしょうか。今回の講座では、カート・ヴォネガット・ジュニアの小説『スローターハウス5』(1969年)を中心に、「戦争を語る」ことの難しさについてお話いたします。
 渡邉真理子
 (西九州大学准教授)
10 2/12
(土)
 戦争を語るなんて、できるの?
 ―ベトナム戦争以後の『戦争と文学』を考える―

 戦争文学=戦争を語ること。では、どうやって語るの?語るべきものは何?ベトナム戦争を体験した作家ティム・オブライエンの作品に、新しくもはかない戦争文学の姿を見ていきます。
 田吹 香子
 (文学部非常勤講師)
   チラシ 「戦争と文学」 pdf

お申込方法
 ハガキ、E-mail、Faxにて受講講座名(戦争と文学)、郵便番号、住所、氏名、電話番号、年齢、職業または高校名(学年)を記入の上、女性生涯学習研究センターまでお申し込みください。お電話でも受け付けています。
お申込先
福岡女子大学 女性生涯学習研究センター
 〒813-8529 福岡市東区香住ヶ丘1-1-1
 Tel/Fax:092-661-2728(直通電話・Fax) Tel:092-661-2411(代表電話)
 E-mail:rcle★fwu.ac.jp (★を@に変更してください)
署名