---

HOME 新着情報 8月22日 第3回 実習演習 「企画を考えるワークショップ②」

新着情報

8月22日 第3回 実習演習 「企画を考えるワークショップ②」

2020年09月09日活動報告

8月22日土曜日。受講生グループで実施する企画の初めての話し合いから4週間、2回目の「企画を考えるワークショップ」を実施しました。

 前回、コロナウイルス感染拡大防止対策が必要な状況下での実施をネガティブに捉えず、この状況だから発想できること、実施できることがあるのではないかという声があがり、前向きなスタートを切った受講生たち。

この日は会場に来られなかった受講生もいましたがリモートで参加することに。今年度らしい「離れていても繋がれる」この体験も、この状況下でのグループでの企画実施に役立つかもしれません。

まず、具体的なアイデアを出し合うことからスタートしました。

当事業の「障がいの有無に関わらない多様性を認める社会実現に向けた文化芸術が果たす役割を推進する」という大きなテーマの中で、今年度はどう自分たちなりのアクションを起こすか、それぞれ考えてきたことを話します。

 



いろいろな方向に話しが拡がり様々な可能性が見えてくるものの、その中から何を選択するか、どのようにしてひとつの企画にするか、お互いの意見を尊重するからこそ、落とし所を見つけるのはなかなか難しい様子でした。


 

 
そこでサポーターの大塚さんから、「まず企画を実施するにあたっての目的を明確にしてはどうか」と助言がありました。

  「企画を行う目標や目的をはっきりさせることで対象者や内容が決まってくるのでまずそこを明確に。そして、対象の人たちのことを知り、自分たちの身に引き寄せて考え、身近なところでできることを実現すればいいのではないか」とメンターの山崎さん。難しいテーマを前に、迷いながらもグループで協力し合い企画を実現した先輩として、具体的なアドバイスを聞かせてくれました。
 

 
このアドバイスを受けて、受講生はこれまでの障がいのある人との関わりの中で感じたことを共有しました。





熱がこもった話し合いが続き時間はあっという間に過ぎてしまいました。

今年度中の企画実施ということで時間は限られていますが、この日は企画の具体的な目的を明確にするというところまでは至りませんでした。SNS上で意見を出し合い、それについてレスポンスをすることにしてこの日の話し合いは終了しました。


毎回丁寧で深い話し合いが行われる今年度の受講生グループ。考えをまとめる難しさも含めて、この一つひとつの経験が今後の活動に活かせることと思います。今後の展開が楽しみです。

PAGE TOP