大学案内

学長メッセージ

理事長兼学長 向井 剛

未来をつくるのはあなたです
Shape the Future

 大学―それは、互いに支えあう生涯の友をつくる場所、人や書物との対話により多元的なものの見方を身につける場所、学問を究め「ユリーカ(わかった。やったぁ)!」と発見の喜びを発する場所、問いを立て修得した知見をもとに解決を図る姿勢を育む場所、そして何よりもこうした営みを通して自己肯定感を獲得する場所である、と言えます。その舞台づくりのために、福岡女子大学は、〈文理統合〉〈グローバル教養〉〈言語教育〉〈海外留学〉〈国際学友寮での初年次全寮制〉〈体験的学習〉などに力点を置いた教育を行っています。

 福女大の学祖は福岡の女性たちです。大正デモクラシーのうねりの中、自ら声を上げ、女子高等教育の機会を求めて、福女大創設の端緒を開きました。1923年のことです。全国に類を見ない行動でした。その気概は100年を超えて受け継がれ、時代の変化を先取りしながら変革を重ね、今日の姿へと発展してきました。小規模ながら、教育と研究に意欲旺盛で、国際文理学部の名に相応しい、学生中心のアカデミック・コミュニティとなりました。その成果は、高い大学評価となって表れています。 学生たちは誇りをもって学び、誇りをもって巣立っていきます。

 この評価をいっそう高めるためには、 大学の教育理念であるリベラル・アーツ(教養教育)を基本に据えながら、社会が求める人材像に呼応して、教育体制や授業内容を絶えず見直し、更新することが重要だと考えます。今、社会のキーワードは、グリーントランスフォーメーション(GX)とデジタルトランスフォーメーション(DX)であり、理工系分野における女子人材の育成です。女子大学としての基盤を強め、未来社会に有為な人材を送り出すために、福女大は学科改組を行い、2つの新しい学科を設置します。GXに対応する「環境理学科」とDXに対応する「生活情報科学科」です。既存の「国際教養学科」と「食・健康学科」と合わせて1学部4学科体制とし、文と理を横断的に学ぶ教育をいっそう充実させ、高度なデジタル技術を学ぶことができる体制を整えました。新たな教育体制のもと、各地から新しい知がこの学び舎に集うことを期待しています。

 福女大には、二つの標語“Shape the Future”“FWU on the Move”があります。前者は、「未来を切り拓く強い意思を持つリーダーとなれ!」と学生に呼びかけ、後者は、学生、教員、職員そして卒業生の4つの輪(Four Wheel Vehicle)で大学を躍動させよう、という運営のあり方を表すものです。この輪に加わり、あなた自身の才能を福女大で開花させてください。