大学案内

大学概要

大学の基本理念

[ 大学の基本理念 ]
次代の女性リーダーを育成
[ 教育の理念 ]
 時代や社会の変化に柔軟に対応できる豊かな知識と確かな判断力、しなやかな適応力を持ち、アジアや世界の視点にたって、国内はもとより、海外の国や地域において、より良い社会づくりに貢献することのできる人材を育成する。
[ 大学のビジョン ]
女性が高い志と柔軟な発想を持ち、リーダーシップを発揮し、地域社会や世界を舞台に活躍できる社会を目指す。
[ 大学のミッション ]
女性が国際的な感性を持ち、主体的に活躍することを支援する。
地域社会の人々の幸福を求め、地域社会の学術・文化・生活の振興に中心的役割を果たす。

大学紹介

 本学は、福岡県立女子専門学校(文科、家政科)として、1923(大正12)年に開校しました。これは女子の高等教育を使命とし、全国で初の公立の女子専門学校です。1950(昭和25)年、第二次世界大戦後の学制改革により、4年制の大学に昇格して福岡女子大学となりました。当初は学芸学部(国文学科、英文学科、生活科学科)のみの一学部でしたが、1954(昭和29)年に、文学部(国文学科、英文学科)と家政学部(家政学科ー食物学専攻・被服学専攻ー、家庭理学科)の二学部の体制となりました。

 1993(平成5)年に、大学院文学研究科修士課程(国文学専攻、英文学専攻)が設置されました。また1997(平成9)年には、大学院文学研究科英文学専攻博士後期課程が設置されました。

 一方、家政学部は1995(平成7)年に改組されて、人間環境学部(環境理学科、栄養健康科学科、生活環境学科)となりました。また2000(平成12)年には、大学院人間環境学研究科修士課程(環境理学専攻、栄養健康科学専攻、生活環境学専攻)が設置されました。

 2006(平成18)年には法人化され、設置者が「公立大学法人福岡女子大学」となりました。そして、2007(平成19)年度より大学改革を推進。2011(平成23)年4月新たに国際文理学部が開設され、国際化、多様化する社会で幅広く活躍できる女性リーダーの育成に取り組んでいます。

 本学は、開学以来100年の歴史と伝統をもち、その間に送り出した14,000余名に及ぶ卒業生は各方面で活躍し、広く社会に貢献しています。

 


大学沿革

1923(大正12)年 4月17日、わが国最初の公立女専として福岡市須崎裏町(現中央区天神5丁目)に
福岡県立女子専門学校を開校。文科、家政科の2科を設置。初代校長、小林照朗。
1925(大正14)年 福岡県女子専門学校と改称。
1926(大正15)年 研究科(文化研究科、家政科研究科)を設置。
1927(昭和 2)年 女専卒業生同窓会「筑紫海会」発会。
1935(昭和10)年 別科を設置。
1937(昭和12)年 火災により須崎校舎が講堂・体育館を残し全焼。
因幡町(現中央区天神2丁目)の県立福岡高等女学校旧校舎を仮校舎とする。
1944(昭和19)年 文科、家政科を廃し、数学科、物理化学科、保健科を設置。研究科、別科を廃止。
田島(現城南区田島)に寮落成。須崎寮より移転。
1945(昭和20)年 6月19日、空襲で因幡町の仮校舎が全焼。
田島の同窓会館及び寮の一部を仮校舎とする。
終戦を迎え、須崎裏町の講堂・体育館を間仕切りし仮校舎とする。
1946(昭和21)年 物理化学科を廃し、国語科を設置。
1950(昭和25)年 4月24日、須崎裏町に福岡女子大学を開学。初代学長、奥田譲。
学芸学部(国文学専攻、英文学専攻、生活科学専攻)を設置。
1951(昭和26)年 糟屋郡香椎町大字浜男(現東区香住ヶ丘)に初代香住ヶ丘校舎(香椎校舎)
第1年度分完成につき移転開始。福岡県女子専門学校を廃止。
1953(昭和28)年 香住ヶ丘校地(香椎校地)内に初代香住ヶ丘寮(香椎寮)落成。
田島寮より移転。11月7日、移転完了祝賀式典を挙行。
1954(昭和29)年 2学部体制に整備。文学部(国文学科、英文学科)、
家政学部(家政学科食物学専攻、同被服学専攻、家庭理学科)を設置。
1993(平成 5)年 大学院文学研究科修士課程(国文学専攻、英文学専攻)を設置。
1995(平成 7)年 家政学部を人間環境学部に改組。
環境理学科、栄養健康科学科、生活環境学科を設置。
1997(平成 9)年 大学院文学研究科博士後期課程(英文学専攻)を設置。
2000(平成12)年 大学院人間環境学研究科修士課程
(環境理学専攻、栄養健康科学専攻、生活環境学専攻)を設置。
2006(平成18)年 大学の設置者が「福岡県」から「公立大学法人福岡女子大学」となる。
2011(平成23)年 国際文理学部(国際教養学科、環境科学科、食・健康学科)を設置。
2015(平成27)年 大学院人文社会科学研究科修士課程(言語文化専攻、社会科学専攻)、
人間環境科学研究科修士課程(人間環境科学科専攻)を設置。
2017(平成29)年 大学院人文社会科学研究科博士後期課程
(言語文化専攻、社会科学専攻)、人間環境科学研究科博士後期課程
(人間環境科学専攻)を設置。

2018(平成30)年 クォーター制を開始。
2023(令和 5)年

創立100周年を迎える。

歴代学長

初代学長 奥田 譲 元九州大学学長
同名誉教授農学博士
昭和25年3月10日~昭和35年3月31日
二代学長 干潟 龍祥 九州大学名誉教授文学博士 昭和35年4月1日~昭和39年3月31日
三代学長 倉野 憲司 本学教授文学博士 昭和39年4月1日~昭和47年3月31日
学長事務代理 近藤 草次   昭和47年4月1日~昭和47年5月7日
四代学長 白川 正治 本学教授農学博士 昭和47年5月8日~昭和51年5月7日
五代学長 坂井 渡 元北九州工業高等専門学校長
九州大学名誉教授工学博士
昭和51年5月8日~8月17日(病没)
学長事務代理 髙橋 剛   昭和51年8月25日~昭和51年12月31日
六代学長 高木 暢哉 元西南女学院短期大学長
九州大学名誉教授経済学博士
昭和52年1月1日~昭和55年12月31日
七代学長 高橋 剛 本学教授理学博士 昭和56年1月1日~昭和59年12月31日
学長事務代理 原田 悠三   昭和60年1月1日~昭和60年2月28日
八代学長 松浦 良平 九州大学名誉教授理学博士 昭和60年3月1日~平成5年2月28日
九代学長 德本 鎭 九州大学名誉教授法学博士 平成5年3月1日~平成13年2月28日
十代学長 岡 照雄 元金蘭短期大学長
京都大学名誉教授
平成13年3月1日~平成17年2月28日
十一代学長 高木 誠 九州大学名誉教授工学博士 平成17年3月1日~平成23年3月17日(病没)
十二代学長 梶山 千里 元九州大学総長
九州大学名誉教授工学博士
平成23年4月1日~令和3年3月31日
十三代学長 向井 剛 本学名誉教授 令和3年4月1日~

福岡女子大学校歌

作詞:倉野憲司 作曲:森脇憲三 一. 香住が丘に 朝は来ぬ おみなの目覚め 新しく うましき世をば ねがいつつ 瞳も清く さわやかに 学びの林 分け入りて 真理求めん 旅人われら 二. 真澄の鏡 撫子は われらのしるし まさやかに 悔いなき四年 送りつつ 新潮かおる 香椎潟 あかねに染むる 夕映えの 空に寄せなん おみなの希望