福岡女子大学文学部英文学科
および大学院英文学専攻を終え
て社会で活躍する先輩たち2名を
紹介します。
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□ 石川 紗彩 (いしかわ さあや・俳優)
2005年英文学科卒業
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★大学4年間で楽しかったことを思い起こせば、実は何でもない普段の授業だったり
するんですね。
★私たち学生は、先生方の研究室へうかがう度に、壁一面の膨大な書物に圧倒さ
れながらもその不思議な空間で文学をとおして「生きる」ことを学んでいったように思
います。
★予習が一筋縄ではいかない講義前やレポートの締め切り前に図書館やPC室に
駆け込むと、そこではクラスメートがすでに陣取り、文献とにらみ合いながら共に時
間を過ごしました。今思うとそういう日常が本当に楽しかったのです。
★私たちを温かく指導し励ましてくださる先生がおられ、学生同士はもちろんのこと、
先生と学生が身近にコミュニケーションをとる環境で学べること、それが福岡女子大
学の大きな魅力です。
★「女優」という今の仕事を始めてみて、実際に撮影現場ごとに自分とは異なる意見
や考えをもつ共演者やスタッフとコミュニケーションをとる際には、福女大の少人数ゼ
ミで培った英語と日本語の「ディスカッション能力(交渉の仕方)」が毎日の仕事に活
かされているなと感じます。
★卒業後は上京し、現在は映画俳優という目標に向かってコツコツと下積みをしてい
る最中ですが、気弱になったとき、「CM見たよ!」と連絡をくれる大学時代の友人た
ちに背中を押してもらって頑張っています。
★ 受験生の皆さん、どうぞ目標に向かって前進して下さい。
チャレンジ精神旺盛・元気一杯の先輩たちが皆さんを待っていますよ!
* 2006年4月よりTBS系ドラマ 「ウルトラマンメビウス」に出演決定
* 現在、テレビ CM 「TOYOTA カローラ」 で木村拓哉と共演中
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□ 渡邉 真理子 (わたなべ まりこ・福岡大学講師)
1993年文学部英文学科卒業
1995年大学院英文学専攻博士前期課程修了
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★高校時代、「将来は英語を活かせる仕事ができたらいいなあ」と漠然と考え
ていた私。大学とは、充実した日々を過ごすのも楽をするのも自分次第という
自主性が試される場ですが、英文学科で出会った友人たちには「英語をマスタ
ーしよう!」という強い意志があり、就職の武器となる英検準一級や TOIEC
高得点を目指し、互いに励まし合いながら頑張ったものです。なお、2006 年
度からは TOEIC 受験対策を念頭に置いた授業が全学的に行われるそうです。
★専門の授業では多くの文学作品を原書で読むため、予習は大変でしたが、書
物を通して英米文化に触れているという充実感がありました。先生方の情熱あ
ふれるご指導によって「文学を読む」楽しさに目覚めた私は、卒業後は大学院
文学研究科へ進学し、現在は福岡大学講師として文学研究と英語教育に携わっ
ています。イギリスやアメリカやオーストラリア出身の同僚たちと働きながら
「生きた英語」に触れる毎日ですが、自分がこの仕事に就くなんて高校生の頃
は思ってもみませんでした。
未知の可能性を秘めた皆さんも、福岡女子大学で、漠然とした夢を
自分なりの形にしてみませんか?
*英米文学学術雑誌『英語青年』(研究社出版)に最新のアメリカ小説
紹介記事を連載中