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卒論を終えて

 

卒論提出期限は毎年12月のクリスマスイブですが、その期限の7日前、卒論を1番に提出した細川瑠美子さん (2003年3月卒業) にインタビューしました。

 

 

−−卒論の提出を終えての感想を教えてください。細川さん
嬉しいです。やっと終わったという感じです。

−−卒論のタイトルを教えてください。
タイトルは A Study of Jack London's The Call of the Wildです。

−−卒論のテーマにJack Londonを選んだ理由を教えてください。
犬が大好きなので、主人公が犬であるところからJack Londonを選びました。
まず最初に原文を読み、主人公の犬に惹かれました。
テーマの候補に、Sidney Sheldon, Nothing Lasts Forever などを考えていましたが、先生のアドバイスなどから最終的にはJack London を選びました。

−−卒論を書くにあたり辛かったことを聞かせてください。
欲張ってもう少し早めに終わらせたかったのですが、12月前半にある程度書いてしまうと、書くことがなくなり焦りました。

−−その時、先生はどのようなアドバイスをされましたか?
もともとJack Londonは書くことがあまりない作家なので、選んだあなたが運が悪いのですよと言われてしまいました。

−−どのようにして克服したのですか?
本文を書けなくなり行き詰まってしまったので、Bibliographyを書いていました。

 

       

 

−−4年生になって卒論を書き始める前にどんな準備をしましたか?
『英語の構文150』(美誠社)という参考書を復習としてやろうとしたのですが、結局できませんでした。
どうしてもワンパターンな表現になってしまうため、「varietyに富んだ英語表現」をもっと身につけておきたかったです。

−−あなたにとって卒論とは?
書いているときは苦しいばかりで卒論のない友人を羨ましく思いましたが、今は達成感で一杯です。
卒論を提出することで、本当の大学生になれたと証明されたような気持ちです。           

−−ご自身の英語勉強法についてうかがいます。 これまでどのような英語学習をしてきましたか?
大学3年生頃から、NHKラジオ英会話シリーズ「英会話」「ビジネス英会話」「レッツスピーク」などのCDを英文研から継続的に借り、片道2時間の通学を利用して聞くようにしていました。大体同じCDを1、2週間繰り返し聞いていました。
高校1年生頃から、週に1、2度いわゆる大手の英会話スクールで英会話を習っていました。
大学3年生からは英会話に加えTOEIC800クラスを週に1度その年の10月頃まで習っていました。
現在TOEICのスコアは795です。スクールのリーディングの先生に恵まれたおかげで、スコアを伸ばすことができました。

−−卒業後の進路は?
英語も大好きだったのですが、昔からの獣医になる夢を叶えるため、センター試験を受け直し獣医学科のある大学を受験しようと思っています。

  ( : 細川瑠美子さんは平成18年(2006年)3月に九州大学歯学部に見事合格されました。歯科医になるため6年間の勉強をはじめるとのことです。獣医学科に入る希望はかないませんでしたが、第2希望の学科だそうです。立派な歯科医としての将来が嘱望されます。)

−−これから卒論に挑戦する英文学科の学生へアドバイスをお願いします。
家でゴロゴロしたりせず、今しかできない勉強や恋愛やアルバイトを悔いのないよう充実させて欲しいです。

−−これから大学受験をする高校生へメッセージをお願いします。
福岡女子大学は少人数なので先生ととても仲良くなれますよ!