平成１５年度　「福岡女子大学　学内研究奨励金」　　成果の公表

　　　　　　　 『文学における女性表象』

　　　　　　　　　　（福岡女子大学文学研究会編）

    平成１５年度の学内科研を得て進めてきました「ジェンダーの視点から見た英米文学と日本文学における女性表象の通時的研究」の研究成果を取りまとめ、この度、標記のタイトルのもとに出版するはこびとなりました。

　この成果はまた、平成１６年度福岡女子大学度＜春期公開講座＞にてご紹介いたします。ふるってご参加くださいますようご案内いたします。

　　　　　　　                   目    次

はじめに

中島敦の女性像─谷崎潤一郎との比較を通して

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    　　...............石井　和夫

フラーとホイットマンの二つのフェミニスト言説

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    　　...............吉崎　邦子

「リップ・ヴァン・ウィンクル」─民話・政治女性表象

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    　　...............馬塲　弘利

バラッドにうたわれる女たち

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    　　...............山中　光義

イギリス17世紀前半の文学に見られる女性表象

　　─メマリ・ロウス『パンフィリアからアンフィランサスへ』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...............村里　好俊

  アーサー王伝説に登場する女性たち

　　─アストラットの乙女エレイン考

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    　　　...............向井　　毅

『源氏物語』の花散里の女性像

　　─花散里は「おいらか」な女か

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　   　...............田坂　憲二

古英詩に描かれた女性像

　　─英雄叙事詩を中心に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    　　...............村長　祥子

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