器具の洗浄
準備
- 科学器具用の洗剤を用意(本研究室では50倍希釈クリーン99)
- 手袋をする( 科学器具用の洗剤は強力で皮膚によくない。)
洗浄手順
ガラス製のビーカー・三角フラスコ・シャーレなど
- ブラシやスポンジで丁寧に洗う。
- 水道水で10回以上すすぐ
- 蒸留水で器具の外側を1回以上すすぐ
- 蒸留水で器具の内側を3回以上すすぐ
- 水をよく切る
- 乾燥(乾燥機もしくは風乾)
- かたづけ(所定の場所に戻す。)
汚れのひどいもの
- 一晩以上洗剤液(50倍希釈クリーン99につける。)
- 洗剤液の入った容器ごと30分間超音波洗浄
- 通常の洗浄手順に従って洗浄
プラスチックシャーレ・Pー2
- 洗剤液に完全に浸す(一部洗剤液の外に出ていると、出ている部分の付近が汚れてしまう。)
- 洗剤液の容器ごと30分間超音波洗浄。
- 水道水で10回以上すすぐ。
- 蒸留水で器具の外側を1回以上すすぐ。
- 蒸留水で3回以上すすぐ。
- 乾燥(乾燥機もしくは風乾)。
- かたづけ(所定の場所に戻す。)
ピペット類
- ピペットの外側と内側を水洗する。
- ピペット用の洗剤液に、全長が浸るまで入れる。
- 一晩以上洗剤液につけておく。(場合によっては超音波洗浄)
- ピペット洗浄器で3時間以上水洗洗浄。
- 蒸留水で3回以上すすぐ。
注意点
- 生物用に使った器具と非生物用の器具は別のブラシ、スポンジで洗う。
- 水洗は、特に念入りにおこなう。
- 実験に使った器具は、基本的に、使用直後に洗浄する。
- 汚れのひどいものは、別途洗浄法を工夫する。
- 超音波洗浄は、ガラスにヒビが入っていないことを確認した上おこなう。